From:太田輝昭
書斎より、、、
昨日、全国の郵便セミナーに参加した(ZOOM)。
明石要一先生(短期大学学長)が
「ネット社会にもなるが、
その裏で子どもの体験や、
手で書く(ペンだこをつくる)ということも
同時にやていく。書くというモチベーションを上げる」
というようなお話があった。
明日、勤務校での「保健」の学年末テストがあるが、
マークシートでやれば、すぐ採点できるが、
そこをあえて「手書き」で保健のキーワード等を書かせている。
選択問題もアイウなどの記号を使わずに語句を書かせている。
手で文字を書くという訓練である(テストで)。
(テストでも鍛えているのですね 笑)
前回のテストと同じく、スキャンオーサリングのソフトを使って
採点をする。
(随分慣れてきた。早く仕事が終わるだろう)
さて、
来月で一年が終了する。
教師のよい所は、1年1年で一区切りをつけることができる
という点。
1年を振りかえって、
「成功」もあり「失敗」もある。
「上手くいかないな~」というのはザラ。
子どもと接しているから、、、
いろいろな子どもがいて当たり前。
それぞれ、
違うから、、、。
1年を振りかえって、
学級だとチェックポイントがある。
1 一年の方針をぶれずに貫き通したか。
2 それが子どもの頭に入っているのか(学級最後まで)。
3 子どもが「楽しい授業だった」と教師の授業の感想を言っているのか。
4 「担任がこの先生でよかった!!」と1年終わったときに言ってくれるのか。
5 国語、算数などの基礎教科の力をつけさせることができたのか。
6 水泳25m全員泳がせることができたのか。
7 行事(裏文化)で、子ども間の「仲の良さ」「企画力」「協力」「責任を持つ」
などの「伸び伸びとした力」を付けさせることができたのか。
8 保護者、地域などの信頼を勝ち得る指導ができたのか。
9 特別支援の子の配慮が適切だったのか。不適切で暴れまわることはなかったか。
などがある。
上手くいった、いかなかったことは人間だから誰でもある。
上手くいかなかったことを
謙虚に、原因を探り、
本で学び、
セミナーで学んでいくことで、
4月新しい出発となる。
そして1年が始まっていく。
このようにしながら教師もまた成長していく。
楽しい人生である。
上記の項目について、あなたもチェックしてみては?
私も振り返って、新たな自分に生まれ変わるように成長していく、、、。
TOSS沖縄では、今年も県外から講師を招聘して
学びの場を設定した。
一緒に学べたら嬉しい。
3月6日(土)午前 体育 根本正雄(千葉県)先生他
3月14日(日)午後 林健広(山口県)先生
3月27日(土)午後7時~学級づくり
4月3日(土)午前 中学高国語 渡辺大祐(山梨県)先生
4月3日(土)午後 中学高校学級経営 渡辺大祐先生他
詳しくは以下。
https://toss-okinawa.jimdofree.com/
ーおおた てるあき
P.S.
TOSS沖縄のHP
最新セミナー情報掲載。
https://toss-okinawa.jimdofree.com/
P.P.S.
『教育トークライン』
80ページにわたる優れた授業実践が掲載されている。
QRコードから動画も見ることができる。
https://www.tiotoss.jp/products/detail.php?product_id=14
太田輝昭
沖縄県立公立高等学校 保健体育科教諭 TOSS沖縄代表
「知的な学びは楽しいもの」のモットーのもと、授業の腕を上げるために日々、研鑽している。TOSS授業技量検定五段。剣道教士七段。琉球古典音楽野村流音楽協会新人賞。京都教育大卒。琉球大学院教育学研究科教育専攻保健体育専修卒。琉球大学医学部保健学科博士後期課程在学中。単著『「平泳ぎ」「クロール」で25m泳げる10のステップ』(明治
図書出版)編著『高校生が夢中になる知的な授業』(明治図書出版)、共著『沖縄から平和学習へのメッセージ』他多数
H25文部科学省委託事業「教員の資質能力向上に係る先導的取り組み支援授業」受託。