From:太田輝昭
羽田空港より、、、
今年8月、2回目の東京。
セミナーに参加するために東京に滞在。
深い内容を学んだ。
その一つに、
新学習指導要領の「主体的・対話的で深い学び」を書いた人がいる。
その名前は?
もちろん、文科省の方。
いきさつを知ることができた。
文面の背景が分かる。
その方は、ある本を何度も読んでいるという。
「主体的・対話的で深い学び」は、
**********
これまで積み重ねられてきた様々な授業改善を継承・発展させる
**********
ことがねらいでもある。
「これまで積み重ねてきた様々な授業改善」とは何か。
全国の様々な優れた実践例とは何か。
先人の先輩教師の「智慧」がある。
そのことを学ぶことも重要なこと。
一つ、体育の実践を紹介する。
元筑波大学付属小学校 林恒明氏の「たまごわりサッカー」がある。
どの子も熱中し、作戦を練って対戦する。
インターネットランド
http://www.tos-land.net/ No.1216070
「できる力を引き出す」中桐信哉氏引用
1 図のようにコートを作る。
2 攻撃側はコートの外側に陣取る。
図2の〇。
3 攻撃側は〇の位置から、交互にボールを蹴る。
4 守備側は、たまごのような楕円の中にいる。
●の位置。
たまごの外に出てはいけない。
5 守備側はたまごの中でボールを止める。
ボールをとったら、攻撃側にボールを渡す。
6 ボールが守備側を抜けて、たまごを通りぬける(割れる)と、攻撃側の得点となる。
7 コーンをたまごの両端に置く。
コーンの外側は得点とならない。
8 得点となる高さは、守備側の子どもが両手を高く上げ届く高さまでとする。
9 守備側はボールがたまごを通り抜けないように作戦を立てる。
10 攻撃の時間5分、守備の時間5分の計10分で行う。
攻撃側は作戦を練る。
①はしっこをねらう。
②誰もいなくなったところへ蹴る。
③ど真ん中に強く蹴る。
④ななめに蹴る。
守備側も作戦を練る。
①横1列に並ぶ。
②二列に並ぶ。
③三列に並ぶ。
④女子を分散させて並ぶ。
・・
作戦を立てて、子ども達が考える所が面白い。
このような実践が先人の「智慧」。
これも「主体的・対話的で深い学び」になる。
ーおおた てるあき
P.S.
2019年ラグビーワールドカップが日本で開催される。
テキストを使ったラグビーの授業をしてみませんか?
テキストがあれば、すぐに簡単に授業できる。
TOSSが作成したテキスト。
子どもの人数分、注文できる。
無料。
申し込みは以下から。
ラグビーテキスト申し込み先↓
http://toss.gr.jp/npo/rugbytext/
太田輝昭
沖縄県立公立高等学校 保健体育科教諭 TOSS沖縄代表
「知的な学びは楽しいもの」のモットーのもと、授業の腕を上げるために日々、研鑽している。TOSS授業技量検定三段。剣道教士七段。琉球古典音楽野村流音楽協会新人賞。京都教育大卒。琉球大学院教育学研究科教育専攻保健体育専修卒。琉球大学医学部保健学科博士後期課程在学中。単著『「平泳ぎ」「クロール」で25m泳げる10のステップ』(明治
図書出版)編著『高校生が夢中になる知的な授業』(明治図書出版)、共著『沖縄から平和学習へのメッセージ』他多数
H25文部科学省委託事業「教員の資質能力向上に係る先導的取り組み支援授業」受託。