From:太田輝昭
先週の土日は勤務校の「文化祭」。
まあ、いろんなトラブルがあったが、、、、、また、いずれの時にか、、
先週もそうだったが、今週の月曜日が代休となっている。
自宅より、、、、
表題にも書いたが「個別評定の原則」は、教師なら身に付けておく指導技術。
意外と知らない先生が多い。
最後まで読むと、「ああ、知っている~」という先生はいるかもしれないが、、、、
うろ覚えで知っているだけで、それは、使っていない先生。
「初めて聞いた!」と言う先生は、この機会に追求してみるといい。
「個別評定の原則」は、あらゆる教科で使える、、、、
一つの教科の指導技術ではない。
・・・・
あらゆる、、である。
「個別評定」をするから、子どもは「自分の力」で伸びていく、、めざましく、、、
びっくりするほど、、、子どもは真剣になる。
教室は緊張感が漂う~。
「個別」に「評定」していくということ。
なんや、字のままやん!(笑)
一人一人に「合格」「不合格」または、「10点満点で2点、3点・・」
と評定していくということ。
一人一人やらないといけない。
例えば、保健の授業。
「教科書がスラスラ読めるか、テストします」「この列、起立。」
「一文だけ読みます。」
読ませた後、
「合格、座りなさい」
「次」
「不合格、立ってなさい」
「次」
・・・
と次から次へと「評定」していく。
後ろまで、いったら、立っている生徒に
「もう一度」
と言って、読ませる。
そう。
チャンスを与えるのだ。
そして、「合格」させていく。
ポイントとしては、「次から次へとやっていく」というのが重要。
なぜか。
緊張感を保たせるためである。
ダラダラしたところに成長はない。
評定する場面は、子どもは「真剣な場」。
「合格をもらうために、一生懸命に努力する」
緊張感があるから、「どうしたら合格するのか、一生懸命考え、チャレンジしていく」。
他にも、水泳のバタフライのフォームのテスト。
集団行動でのテスト、、
行事指導の「一つの演技の場面」、、例えば、水をコップで飲むシーン、、、などなど。
いろんな場面で使える。
では、対局にある指導とはどういうものか。
勘所のよい先生は、すぐに分かると思う。
そう。
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教師の意味のない抽象的な言葉。
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この言葉では、子どもの変容はない。
「個別評定の原則」の詳しいことは、セミナーなどに行くと、もっと分かる。
ー太田輝昭
P.S.
「スーパーとびなわ」のシステムはかなりすごい!
運動量アップの仕掛けが所々にされている。
「システム」を構築することこそ、教師の仕事。
「システム」があるから、子どもは自力で伸びていく、、、
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太田輝昭
沖縄県立公立高等学校 保健体育科教諭 TOSS沖縄代表
「知的な学びは楽しいもの」のモットーのもと、授業の腕を上げるために日々、研鑽している。TOSS授業技量検定三段。剣道教士七段。琉球古典音楽野村流音楽協会新人賞。京都教育大卒。琉球大学院教育学研究科教育専攻保健体育専修卒。琉球大学医学部保健学科博士後期課程在学中。単著『「平泳ぎ」「クロール」で25m泳げる10のステップ』(明治図書出版)編著『高校生が夢中になる知的な授業』(明治図書出版)、共著『沖縄から平和学習へのメッセージ』他多数 H25文部科学省委託事業「教員の資質能力向上に係る先導的取り組み支援授業」受託。