From:太田輝昭
書斎より、、、、
「特別支援の子に必要な本です!
我が校にも欲しいです!」
図書館の先生に言った。
「へ~、本校にも特別支援の子がいるんだ~」
「通常6%くらいいると言われています。
だんだん増えています」
HPから印刷した資料2枚を持って、
「この本です」
「すぐ注文するよ。ラッピングも必要だから、
早くて1か月、遅くて、2、3か月かかる」
と言われた。
図書館の先生に話をしておよそ2分くらい。
分かる人には、ちゃんと伝わるんだなと思った。
表紙を見せるだけで良さが伝わる。
私も個人で1セット持ってる。
『読解力 ワーキングメモリをきたえる
脳トレ絵本 はじまり物語』①~③
月に1,2回、ボランティアをしている
土曜日に学童の子ども達にさせた。
上記の絵本をコピーして
2,3名のグループを作る。
まずは、先生が絵本の「物語」を読む。
土曜日は、「せい服は冠位十二階からはじまった」の物語を読んだ。
子どもはシーンとなって聞いている。
もちろん、特別支援の子も。
物語を読んだ後、右の「文章に出てこないものはどれかな?」
をさせる。探すのである。
えんぴつで〇をつけさる。
どの子も夢中になって取り組む。
終われば、プリントを持ってこさせて次のプリントを渡す。
2枚目、3枚目、・・・というように次から次にさせる。
子ども達は夢中に取り組む。
まさしく教材の力。
ご存知のように、
特別支援の子は、「ワーキングメモリが一つ」しか入らない。
ワーキングメモリは、「頭の中のメモ帳」みないなものであり、
頭に一時的に記憶しておく場所になる。
ワーキングメモリは、「興味を持つ」「特徴を見つける」「同じものを探す」「繰り返し見る」などで鍛えられる。
これは、医学博士の吉川武彦先生(精泉女学院大学学長)が言われている。
ワーキングメモリが元気になると、頭も元気になる。
この絵本で、数を数えたり、探したりして、ワーキングメモリや注意力を鍛えていく優れた本である。
沖縄の学校、すべてに入ってほしいと思う。
勤務校では、もうすでに入っており、
図書館の一番、最前列に陳列されてあった。
図書館の先生に言えば、すぐ入れてくれる。
HPをプリントアウトして、見せ(注文先も記載されている)ればすぐ良さが分かる。
子ども達が夢中になる教材である。
ーおおた てるあき
P.S.
「楽しみながら勉強」できるのがいい。
子どもは「楽しくないとやらない」。
「学ぶことは楽しい!!」と子どもの頭にインプットさせると、
子どもは夢中になって、学び始める。
P.P.S.
8月11日(日)
TOSS授業技量検定セミナーin沖縄
県外から20名ほど、受検しに来沖する。
「授業とはこのようにするんだ!」と学べるセミナー。
近々、案内が公開される。
P.P.S.
安心・安全の保険。TOSS保険。
1日20円。
トラブルが起きたときから「弁護士」に相談できる。
太田輝昭
沖縄県立公立高等学校 保健体育科教諭 TOSS沖縄代表
「知的な学びは楽しいもの」のモットーのもと、授業の腕を上げるために日々、研鑽している。TOSS授業技量検定三段。剣道教士七段。琉球古典音楽野村流音楽協会新人賞。京都教育大卒。琉球大学院教育学研究科教育専攻保健体育専修卒。琉球大学医学部保健学科博士後期課程在学中。単著『「平泳ぎ」「クロール」で25m泳げる10のステップ』(明治
図書出版)編著『高校生が夢中になる知的な授業』(明治図書出版)、共著『沖縄から平和学習へのメッセージ』他多数
H25文部科学省委託事業「教員の資質能力向上に係る先導的取り組み支援授業」受託。