From:太田輝昭
書斎より、、、
昨日、沖縄県内の「マルチメディア研究会」のセミナーに参加した(ZOOM)。
ギガスクールとして、
一人一台、端末が小学校、中学校に配布される。
もう配布されている学校もあるだろう。
この2か月には完全に配布される。
どのように授業、学校で活用するのか。
実践発表だった。
小学校の算数の「点対象」の授業。
国語の「説明文」の授業の構造を分ける。
中学校の「音楽」での活用方法等
の発表があった。
発表とは別に、
特に、次の2点が参考になった。
①機器の操作に慣れるために、家に持ち帰りをさせる。
これは、操作になれるためだが、
とにもかくにも
機器を触らないと、操作をスムーズにできない。
スムーズでないと授業に時間がかかってしまう。
家でも操作を十分になれてもらうために
持ち返させている市町村があった。
まっとうな取り組みだと感心した。
持ち帰らせるときに、学校に持ってくるのを忘れるという
子も出てくるかもしれないが、
十分に触らせるということは、必要なことだと思う。
授業はやはり、力をつける時間なので、
「はい回る」授業はできるだけ避けたい。
②3,4年後、機器が古くなった場合、新しい機器が必要になる。
今回は、国が一人一台配布される予算がつくが、
3,4年後、機器が古くなった時、
バージョンアップ等も考えられる。
その時は、国の予算はおそらく出ないということだった。
そうなった場合、
ご家庭に買ってもうら。
または、自治体によって購入できる、できないと差が出てくる。
今後、情報化で、情報通信機器を使った授業が活発にされることになるだろう。
どんな授業をしていくかは今後の課題になる。
さて、
前置きが長くなった、、、
別れの季節がやってきた。
悲しい季節だが、
「1年の想い」が結果として表れる。
一生懸命に取り組んだ1年。
上手くいかなかった時もあり、
上手くいかなかった時もあったことだろう。
それをかみしめながら、新学期に入っていく。
この1か月が準備期間となる。
この時こそ、多くの学びが必要となる。
①本を読む
②セミナーに参加する。
③サークルなどの人との繋がりの中で学ぶ
本は、「学級経営」、「子どもを動かす法則」「いじめの構造を破壊する」
「授業の腕を上げる法則」は必須である。
昨日、沖縄でも仲間とZOOMで交流会を行った。
小学校の国語の教科書を使った授業であるが、
「指示が明確である」
「線を引かせる」「〇をつけさせる」
など、指示の言葉、発問が明確であるというような
言葉があった。
指示、発問が明確であれば、
子どもの動きは活発になる。
そういったことを身に付けるには
一緒に学ぶ仲間が必要である。
今は、ZOOMがあるので、全国どこでも学ぶことができる。
ぜひ、ご参加いただきたい。
1回、1回、、、と参加するたびに成長していく。
沖縄で以下のセミナーを開催する。
3月6日(土)午前 体育 根本正雄(千葉県)先生他
3月14日(日)午後 林健広(山口県)先生
3月27日(土)午後7時~学級づくり
4月3日(土)午前 中学高国語 渡辺大祐(山梨県)先生
4月3日(土)午後 中学高校学級経営 渡辺大祐先生他
詳しくは以下。
https://toss-okinawa.jimdofree.com/
ーおおた てるあき
P.S.
TOSS沖縄のHP
最新セミナー情報掲載。
https://toss-okinawa.jimdofree.com/
P.P.S.
『教育トークライン』
80ページにわたる優れた授業実践が掲載されている。
QRコードから動画も見ることができる。
https://www.tiotoss.jp/products/detail.php?product_id=14
太田輝昭
沖縄県立公立高等学校 保健体育科教諭 TOSS沖縄代表
「知的な学びは楽しいもの」のモットーのもと、授業の腕を上げるために日々、研鑽している。TOSS授業技量検定五段。剣道教士七段。琉球古典音楽野村流音楽協会新人賞。京都教育大卒。琉球大学院教育学研究科教育専攻保健体育専修卒。琉球大学医学部保健学科博士後期課程在学中。単著『「平泳ぎ」「クロール」で25m泳げる10のステップ』(明治
図書出版)編著『高校生が夢中になる知的な授業』(明治図書出版)、共著『沖縄から平和学習へのメッセージ』他多数
H25文部科学省委託事業「教員の資質能力向上に係る先導的取り組み支援授業」受託。