授業づくりの裏側

 From:稲嶺保

   

 

 久しぶりにシャツを購入した。

「はるやま」の「i-shirt」
ノンアイロンなので、
自宅での評判もいい。
いつもならば、
大きな「SAIL」に購入するのだが、
今回はちがう。
大きな舞台に向けて購入した。
 
舞台とは、
今週末に控えた
「エネルギーシンポジウム福岡大会」
である。
授業をさせてもらえることになった。
それに合わせて、シャツを購入。
 
これには、
「自分を追い込む」意味も含めている。
もう逃げられない。
準備するしかない。
授業するしかない。
 
これまでにもある。
算数セミナーで授業する際
「ネクタイ」を購入した。
東京で授業技量検定を受験する際、
「スーツ」を購入した。
自分の背中を押す効果もあるような気がする。
 
人間には弱い部分がある
ギリギリになり、
「もう、やめたい」
と思う時がある。
そんなときに「もの」があると、
「仕方がない」と自分の背中を押すことができる。
今回もそうである。
「エネルギー」
と聞いて、なかなかテーマが決まらずに悩んでいた。
 
ただ、「授業をする」と決めた時から、
自分の中で
「エネルギーの情報を集めるアンテナ」
が立っている。
そうすると情報を集まってくる。
 
電力会社のHPを見ていると、
「見学会」
の案内が掲載されている。
ダメ元で電話をかける。
「個人での見学も可能でしょうか」
「大丈夫ですよ」
OKがいただけた。
私一人のために90分間
発電所のしくみ
施設の見学説明
に付き合ってくれた。
 
アンテナが立っていると情報に出会うことができる。
新聞を読んでいると
「沖電 でんきのお仕事体験」
という見出しが目に入る。
午前中の空き時間に電話し、予約。
抽選60名だったが、「見学可」の連絡。
牧港火力発電所の見学
電気のおしごと(電柱にのぼる、ドローンと飛ばすなど)
3時間、体験することができた。
 
こうなってくると少しずつ
「テーマ」
らしきものが見えてきた。
今回、昨年(2023年)8月の
「停電」
がイメージとして残っており、
子供たちも身近な素材と感じている。
それをもとに調べていくと
いくつか情報が集まってくる。
 
さらに、自分を追い込むために
授業コンテンツ(PowerPoint)もできていないのに、
勝手に
「6月15日(土)のサークルで授業する」
と決める。
授業ページは、7枚。
で、その日の朝を迎えた。
追い込まれると力を発揮する(と思う)
何とか、サークルの時間までに
「授業っぽく」
仕上げることができた。
情報をつなぎ合わせただけでバラバラなのだが・・・
 
そこから「修整」「修整」のくり返し。
他県の先生方にも見て頂いた。
そして、どうにか今週末が迎えられそうである。
明日、「SDGs」とからめて、
教室で授業する。
子どもたちがどのような反応をするのか、
を踏まえて最終調整を行う。
 
今回の授業づくり
苦しかったが、ここまで来るとやはり、
「やってよかった」
になる。(今だからだろうが・・・)
また、
新しい情報に出会うことができたし、
人ともに出会うことができた。
週末、美味しいお酒が飲めそうである。
いつも、それが一番の楽しみなのです。
 
今週末のセミナー
だれでも、
自宅で(ZOOM で)
無料で
参加することができます。
よければ、以下よりご参加ください。
 
「エネルギーシンポジウム2024」
2024年6月29日(土)10時~12時30分
九州沖縄ブロック(福岡ハイブリッド)
他にも会場があり、申し込むことができます。
全国の先生方の授業に触れることができますよ。
今回の日程です。
途中参加、退席も可能ですよ。(ZOOMなので)
日程:
 9:40 現地受付開始
 9:45 オンライン入室開始
 9:50 研究所案内 1回目
10:00 特別講師講演
       常葉大学名誉教授 山本隆三先生
11:00 休憩①(各種セミナー案内)
11:10 エネルギー教育模擬授業全国大会 九州沖縄ブロック予選会 8人
11:50 休憩②(研究所案内 2回目)
12:00 講師講評・結果発表
12:14 特別模擬授業 8分×2
       奥田嚴文氏、吉原尚寛氏
12:30 閉会
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
毎月第2金曜日20時(夜8時)より、
ZOOMを活用して、
「算数」を中心に学びを共有していきます。
「高学年」の算数を中心に扱う予定です。
(もちろん、希望があれば中・低学年も扱います)
 
以下のような情報を共有する予定です。
① 授業(模擬授業)
② 黒板
③ 子どものノート
④ 教材研究
また、
⑤ この教材、どうやって授業しようというQA
もあれば、扱っていきます。
 
よければ、一緒に学びませんか。
この「ZOOMサークル」に特化した
「LINEグループ」
を立ち上げます。
気軽に発信できるよう、
「希望者」のみの少人数で運営する予定です。
希望される方は、稲嶺まで
個人LINE又はGメール
までお知らせください。
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「高学年」としているが
担当学年は問わない。
もちろん、希望があれば
「他学年」の内容も扱う予定である。
 
ただ、「one-way」ではなく、
「two-way(双方向)」
での学びをしたい。
お互いに
思っていること、
困っていること、
考えていること、
を共有できる「場」を求めている。
 
一緒に学びませんか。
最初は、
「10名ほど」
でもよいかと考えています。
もちろん、
「ZOOMサークル」
は全体に公開しますが、
「サークルLINE」
に関しては人数を限定する予定です。
※多くても20名ほどでしょうか。
希望される方

ご連絡ください。 

  

  

興味を持たれた方は、
以下より
「TOSS沖縄オープンチャット」
にご参加ください。
 
 
詳しくはオープンチャットで発信!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
オープンチャット「TOSS沖縄教え方LINE」
~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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