学級経営と〇〇は車の両輪

 From:稲嶺保

  

 

 「先生の社会、面白いよね」

ある男子から急に声をかけられた。
・・・どうした?
(何かたくらんでいるのか?)
と感じたが、、、次の言葉が続いた。
「だって、先生があんまりしゃべらないんだもの。
 去年は・・・」
社会科の授業。
好き嫌いが極端に分かれる。
好きな人は、
「話したい事(小ネタ)」
をたくさん持っている。
嫌いな人にとっては、
「苦痛(苦行)」
になることも。
 
中学校で臨時教諭をしていたころ、
中学2年生の「歴史」を担当。
大学でも、「文化史学科」で学んでいたので、
「小ネタ」をたっぷり用意して授業へ。
教師は、満足して教室をでる。(’たっぷり話す)
子どもたちは、ずっと「聞く」と「書く」のくり返し。
終いには、同じ学年の担当外学級の
「K先生の授業が面白い」
との愚痴も聞こえてくる。
授業が乱れると、
案の定、学級も乱れる。
離任式まで、大荒れの学級になった。
(なぜか、そんな学級とは不思議と仲がよい」
「こんな担任、初めて見た」
とキレて教室から出て行った女子もいた。
 
「授業と学級経営は、両輪」
どちらかだけ上手くいくことはない。
どちらも重要である。
最近は、大学でも
「模擬授業対策」
として、「授業」の指導がなされている。
採用試験の模擬授業対策
初任研の研究授業
経年研の研究授業
校内での研究授業
様々な学びの場がある。
 
ただ、数か月に1度、
(初任研は別だが)
もしかすると1年に1度の
「授業」
の学びである。
数か月に1度の授業
毎月、毎週の模擬授業
では、場数がちがう。
サークルで模擬授業をする。
やらされるわけではなく、
自分で「準備」をし、
自分で希望して前に立つ。
だからこそ、伸びる。
その授業に対して、
ダメな部分の指摘もある。
ただ、校内研修とサークルの大きく異なる点は、
「代案」
が出されることである。
「自分ならこうする」
「こんな扱い方もできるのでは」
もしも、自分が授業するならという
「代案」
を示してくれる。
 
この「代案」のおかげで、
自分の授業の引き出し、
教育技術の引き出し、
を一つ増やすことができる。
そんな学びの場がサークルである。
 
現在4つのサークルが
県内では、活動している。
毎週土曜日に
那覇や浦添、沖縄市、名護市のどこかで
サークルが開催している。(もちろん無料で)
もちろん見学のみもOK
「この教材のやり方がわからないくて」
というQもOK
「来週、校内で授業するので」と模擬授業もOK.
少し困ったことがあったら、(もちろん、なくてもOK)
サークルに遊びにいらしてください。
「少し」だけですが、「元気」になって帰ってもらうよう
各サークルでお待ちしております。
サークル案内は、ブログ写真をご覧ください。
 
PS
 
毎週金曜日20時(午後8時)からの
「ZOOMサークル」
があります。
オープンチャット参加者向けのものです。
「30分」の時間で
その週の教室実践を紹介したり、
QAを行ったりしています。
6月からは、週ごとに
「国語」や「算数」、「理科」、「社会」
を中心教科として実施します。
(もちろん、他の授業も扱いますよ)
よければ、こちらへもご参加ください。
 
興味を持たれた方は、
以下より
「TOSS沖縄オープンチャット」
にご参加ください。
 
TOSS沖縄のオープンチャット
参加者を対象に
発信を行っていく。
「情報」はもちろん、
「ZOOM」でのサークルも行う。
よければ、ご参加ください。
 
詳しくはオープンチャットで発信!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
オープンチャット「TOSS沖縄教え方LINE」
~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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