言葉は刃物

 From:稲嶺保

   

 

 福岡での授業を終えた。

午後の学びももちろんなのだが、
やっぱり、待っていたのは
「懇親会」
である。
 
全国の先生方と飲む。
何度も顔を合わせている先生もいれば、
リアルで初対面という先生もいる。
何度も顔を合わせているので、
会話に困らない。
 
楽しいのには理由がある。
「愚痴」がない。
「子どもの悪口」が出ない。
もちろん、
「イジったり」
「イジられたり」
はあるのだが、それも楽しい。
 
「授業」の話もある。
自分の授業にコメントしてくれた
講師からさらに聞き出す。
若い先生は、積極的である。
どんどん聞いていく。
「導入の部分をどうしたら・・・」
全部が教えるわけではない。
考える「ヒント」を与えてくれる。
そこにも学びがある。
 
そんな飲み会のせいなのか、
17時から22時ごろまで飲んでいたが、
(三軒をはしごした)
ほとんど二日酔いがない。
5時ごろには目を覚まし、
6時には、福岡の街をジョギング。
7時頃はホテルの朝食。
元気だったので、
「授業づくり」で控えていた、
「ネットフリックス」
で映画を1本、視聴した。
 
先日、教室の掲示物をつくった。
以下の文である。
 
一度、口から出しちまった言葉は
 もう、元にはもどせねーんだぞ
 ・・・言葉は刃物なんだ。
 使い方を間違えると、
 やっかいな凶器になる
 ・・・言葉のすれ違いで
 一生の友達を失うこともあるんだ」
 
どこかで聞いたことがあるのでは。
名探偵コナン「沈黙の15分」
映画でのコナン君のセリフである。
「言葉」は重い。
特に教師の言葉は。
 
放課後、補習を終えた女子と歩き出すと
「親子みたい」
という声が隣のクラスから聞こえてきた。
「ちょっと、いやだ」
もちろん、その女子の言葉である。
すかさず、
「ちょっとか、うれしいなぁ。 
 すごくいやじゃないだよな」
あっけにとられ、女子に笑みが見えた。
とっさに出た言葉である。
もちろん、いつもそんな言葉が出るわけではない。
体調面
時間帯
その子との関係
そこまでの状況
様々な面で影響を受け、
「負の言葉」
が出てしまうこともある。
 
万全の体調でいること、
翌日まで疲れを残さないこと
関係性を築いておくこと
イライラしたらその場をはなれること、
様々な対応があるが、一番は、
「笑顔」
である。
「笑顔」をkeepできれば、何とかなる。
少し引きつっている笑顔かもしれないが、
「怒り」が前面にでるよりはマシである。
教師の笑顔が
「刃物(言葉)」

から、子供も、教師も守ってくれる。 

 

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毎月第2金曜日20時(夜8時)より、
ZOOMを活用して、
「算数」を中心に学びを共有していきます。
「高学年」の算数を中心に扱う予定です。
(もちろん、希望があれば中・低学年も扱います)
 
以下のような情報を共有する予定です。
① 授業(模擬授業)
② 黒板
③ 子どものノート
④ 教材研究
また、
⑤ この教材、どうやって授業しようというQA
もあれば、扱っていきます。
 
よければ、一緒に学びませんか。
この「ZOOMサークル」に特化した
「LINEグループ」
を立ち上げます。
気軽に発信できるよう、
「希望者」のみの少人数で運営する予定です。
希望される方は、稲嶺まで
個人LINE又はGメール
までお知らせください。
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「高学年」としているが
担当学年は問わない。
もちろん、希望があれば
「他学年」の内容も扱う予定である。
 
ただ、「one-way」ではなく、
「two-way(双方向)」
での学びをしたい。
お互いに
思っていること、
困っていること、
考えていること、
を共有できる「場」を求めている。
 
一緒に学びませんか。
最初は、
「10名ほど」
でもよいかと考えています。
もちろん、
「ZOOMサークル」
は全体に公開しますが、
「サークルLINE」
に関しては人数を限定する予定です。
※多くても20名ほどでしょうか。
希望される方

ご連絡ください。 

  

  

興味を持たれた方は、
以下より
「TOSS沖縄オープンチャット」
にご参加ください。
 
 
詳しくはオープンチャットで発信!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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