タブレット・ロス

 From:稲嶺保

  

 

 

 

春の遠足は、雨。
全学年
「校内で過ごす」ことになった。
 
やんちゃ君は、玄関で
「雨が降っても行く」
と話していたらしい。
 
その子の提案で行ったのが
「あたまおしりゲーム」
https://likablog.com/2082/
何度か聞いたことがある。
それをやるためにヤンチャ君が作成したのが
「ルーレット」 ※ブログ写真
他のゲームでつないでいる間に
5分程度で作成してしまった。
 
私が教えたのはアプリだけ。
自分でアプリを操作して、
「作成」したのである。
スポンジのような吸収力である。
  
GIGAスクールで
chromebookが導入された。
それまで、googleのアプリで触っていたのが
「ドライブ」 ※データ保存
「フォーム」 ※アンケート作成
ぐらいだった。
今では、
「classroom」
「スライド」
「ドキュメント」
「スプレッドシート」
「jamboard」
いくつものアプリを使っている。
 
昨年度末、
chromebookの整備機関となり、
1週間ほど「使用不可」の期間があった。
同僚と意見が一致したことが
「困った」
である。
classroomでの発信ができない。
社会科は、chromebookにまとめているので、
それもできない。
いつの間にか
「文房具」
になってしまっている。
 
子どもたちも同じである。
「調べる」
「まとめる」
「会社活動」※係活動
も止まってしまった。
 
タブレット・ロスである。
(とはいえ、学習はしたのですが・・・)
毎日のように使っていたので、
入力スピードも上がっている。
だけでなく、
アプリの活用も変わっている。
ノートまとめでは、
「図表の貼り付け」
「教科書の写真貼り付け」
もいつの間にかできるように。
ちなみに、私はPCではできるのだが、
chromebookでは
「Googleさん」に聞かないと
できない。
それも、自分たちで教え合っている。
「どうやって写真をはるつけるの」
「スクショの仕方、教えて」
時には、担任も
「スクショは、どれ押すんだっけ」
と聞いてしまう。
 
アプリへの出会いは、
教師が与える。
そこから広げるのは、
「子ども」たちである。
もちろん、
「失敗」もある。
それも、
「成長」のきっかけにするのが
教師である。
 
もちろん、
ルールは必要である。
「何をやってもよい」わけではない。
「学習のため」
「賢くなるため」
のルールを通すことは忘れない。
 
先日、管理職から
「失敗する前に考えても仕方がない。
 まず、やってみてから考えよう」
との言葉をもらった。
前に進みながら考える。
「苦手」でも、
まず、触ってみて考える、
それが大切!
 
そんな
「ICT活用の基本講座」
を学べるのが今週末の
「春フェス」
である。
よければ、ご参加ください。

 

 
PS
 
毎週金曜日20時(午後8時)からの
「ZOOMサークル」
があります。
オープンチャット参加者向けのものです。
「30分」の時間で
その週の教室実践を紹介したり、
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よければ、こちらへもご参加ください。
 
興味を持たれた方は、
以下より
「TOSS沖縄オープンチャット」
にご参加ください。
 
TOSS沖縄のオープンチャット
参加者を対象に
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「情報」はもちろん、
「ZOOM」でのサークルも行う。
よければ、ご参加ください。
 
詳しくはオープンチャットで発信!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
オープンチャット「TOSS沖縄教え方LINE」
~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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