楽しい教師人生の条件5

From:稲嶺保

 

 

 

本日、学校行事の振替休。
朝、一仕事終えて、
お気に入りのそば屋へ。
「なんこつそば大盛」
を完食。
 
その後は読書三昧。
めずらしくドラマも
見ている。
「SUITS」
である。
「東京ラブストーリー」
と被るからだろうか、、、
もちろん、その前に湯船へ、、、
 
「教室ツーウェイNEXT No8」
読んだつもりでいたが、
しおりが途中に挟まっている。
(読み終えた本はしおりを最終ページへ挟む)
 
読み始めると向山先生の論文。
「楽しい教師人生の条件」
のタイトル。
一気に引き込まれる。
 
第一に、クラスの中で生まれたマイナスの面を見逃さないことだ。
 
学級のトラブルを
解決してくれる教師だからこそ
子どもは信頼する。
 
そのために
情報を集めることが
重要である。
 
普段の活動
アンケート
など様々であるが、
ポイントを置いているのが、
「日記」
「会話」
である。
何気ないことでも
気になったら聞く。
「〇〇ちゃん
 ◇◇はどうなった?」
 
様々な情報を集め
組み合わせることで
見えてくることがある。
 
第二に、クラスのマイナス面を自分の責任として考えることだ。
 
以前、学級で
「いじめ」
が発生した。
 
「〇〇菌」と言って、
まるで「鬼ごっこ」のように
ニコニコしながら
さわって、さわられを
学級の20名近くが
行っていた。
何かわからずに
参加している子が多かった。
気づいたのが
「2週間以上」
経ってから。
 
それまで苦しい思いをしていた子。
子どもたちを指導する前に
「気づけなくてすみませんでした。」
と本人と両親へ謝罪した。
 
もっと担任が
アンテナを張っていれば
気づけたはずである。
子どもだけのせいではない。
 
第三に、マイナス面をとらえ、その解決方法を考えることだ。
 
学級では、
小さい先生が
たくさんいる。
 
ちょっとしたことで
「〇〇君、◇◇したらだめだよ。」
 
それで終わっていればいいが、
そこから
トラブルが広がる。
「売り言葉に、買い言葉」
である。
 
特に、
「こだわりの強い子」
が影響を受ける。
時には、
「授業」にも影響が。
 
これをやめさせたいが、
難しい。
 
「注意するのは先生の仕事です。
 みなさんは、優しく教えてあげてください。」
 
それでも、
なかなか上手くいかない。
 
あと4カ月。
まだまだ策はあるはずである。
万策尽きるまで、、
 
第四は、解決の知恵を探すことである。
 
書籍から学ぶことはもちろん。
何よりも情報を持っているのは
「人」
である。
 
幸い職場だけでなく、
サークル仲間がいる。
さらに、
県内だけでなく、
県外の仲間からも
様々な「策」を学ぶことができる。
 
一人で考えるよりも
様々な解決の知恵を
得ることが出来る。
 
第五に、技能を高める修業を積み重ねることだ。
 
本を読む。
職場で研究授業をする。
TOSS技量検定を受験する。
セミナーで講師を務める。
県内外のセミナーに参加する。
 
毎年、修業を積み重ねている。
まだまだ
「プロ」
になれてはいないが、
「昨年」の自分より
「今」の自分は、
技能が高まっていることは確かである。
 
学びをやめれば
「技能」がキープできるわけではない。
技能は落ちる。
油断すると
「言葉(音数)」が多くなる。
説明が長くなる。
 
そうならないためにも、
普段の授業を
「修業の場」
にして、積み重ねている。
 
PS
以上、5つの条件。
あまり理解してもらえない
かもしれない。
 
教師として、
週の5日、
1日8時間(1日の3分の1)
を学校で過ごす。
 
その時間を
「楽しい時間」
にするのか、
「苦しい時間」
にするのかは、
自分次第である。
 
週末、
「趣味」もいい
「家族サービス」もいい。
少しでも、
「自分を高めるため」
に時間を使うことができたら、、、
教師人生が楽しくなるはずである。
 
週末だけでなく、
平日も。
時間の使い方を知り、
提示で終えれば、
自らを高める時間に充てることができる。
 

 

-稲嶺保-

  

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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