教師も見た目が9割

 From:稲嶺保

 

 

 黄金の三日間、三日目。

学習のシステムをつくる。
 
国語の授業。
辞書引き。
「なにぬねの。に、に、に、任命。」
「先生、国語辞典がありません。」
持っている子が3名。
 
算数の授業。
「ノートを開きます。」
「先生、、、」
大体、予想はできる。
 ・
 ・
 ・
「先生、ノートがありません。」
 
今週になり、どうにか揃った。
というよりも、私のノートを渡した。
(明日、代わりのノートを持ってくる交換条件)
 
どうにか、6時間を過ごす。
今日は、早めに帰宅できた。
外が明るいうちに湯船へ、、、
疲れがすこしとれる。(おじいちゃんの世界へ、、、)
 
黄金の三日間も順風ではない。
女性の先生から
「男性はいいですね!」
とよく言われる。
「いるだけで存在感がある。」とか、
理由は様々である。
 
「存在感=圧力(怖さ)」
につながる。
考えてほしい。
初対面
180cm近くの体格
マスクで顔半分しか見えない
女性に比べて、ハンディがありすぎる。
「怖い先生」という印象を与えてしまう。
 
低学年は、特にである。
昨年、入学式後、1年生の教室横を通ると
「あっ、警察官だ。」
との声が聞こえた。(ネクタイを締めていたせいだろうが、、、)
 
だからこそ、最新の注意が必要である。
マスク越しでも「笑顔」が伝わる練習が必要である。
あとは、演出。
「レク」がいい。
初日、帰る15分前は「レク」の時間にした。
①後だしじゃんけん
②先生と一緒
③たけのこニョッキ
④ミャンマーゲーム
子どもたちは、玄関に向かう道で
「ミャンマー、ミャンマー」と唱えていた。
 
次の日の作文(日記)には、
「おもしろい先生で安心した」
「ミャンマーゲームが楽しかった」
などの言葉が見られた。
どうにか無事に乗り切ることができた。
ただ、油断はできない。
「人の印象の9割は顔」という書籍があるように、
教師の印象も「顔」である。
 
かっこよければ、問題はないが、そうはいかない。
ただ、
頭髪やひげ、服装など
「小綺麗」にすることはできる。
特に、「高学年女子」は、敏感である。
「教師も見た目が9割」
歳を重ねてくると、特に気を付けなければ、、、
加齢臭が、、、
 
PS 
先週までの教え方セミナー
「特典会場」
へのご参加ありがとうございました。
サークル(勉強会)は、
毎月、行っております。
学級の様子を話したり、
教室で行う国語や算数を模擬授業したり、
要望があった教材を検討、授業したり。
予定は以下になります。(変更もありますが)
4月23日(土)10時~ 12時 許田公民科
5月14日(土)10時~ 12時 那覇NPO活動支援センター
 →オンラインも計画中
興味がある方は、ご連絡ください。(会場参加には制限人数があります)
(担当:稲嶺まで)
~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

0 コメント