教材研究って、どうやるの?

From:稲嶺保

 

 

 

週末のスケジュール。
子ども教室でチャレラン。
Gymで筋トレ。
図書館で読書。
そして、
マンガ喫茶でも読書。
 
充電完了で出勤。
やっぱり疲れたので、
今日も湯舟へ、、、
 
十数年前の週末、
ほぼ
「教材研究」
の時間であった。
同学年が多かったが、
国語
算数
社会
体育
道徳など、
いつも教材研究に追われていた。
 
写真は、初任研(20年前)に作成した
「道徳ノート」(教材研究用)
である。
 
では、どのように教材研究を行っていたか。
もちろん、
「指導書」
も参考にした。
 
ただ、教材研究ノートを
見返しても
「指導書の内容」
は無い。
 
ノートのコピーは
「自分の考え(手書き)」
「TOSSランド」
の情報である。
 
「TOSSランド」
を知っていますか?
知らない方は、以下をクリック。
 
教材研究を行うとき、
自分で考えるも大事である。
ただし、
「先行実践」
を知ることはさらに大切である。
 
他の授業者が
この教材をどう授業したのか、
それを参考に授業を組み立てる。
もちろん、そっくりやってみる。
「追試」と呼ばれている。
 
例えば、現学年
2年生国語「すみれとあり」を
「TOSSランド」で検索。
すると、
10件ヒットした。
 
それらをプリントアウトして、
ノートへはる。
それを見ながら、
自分の授業を書きだす。
 
このようにして、
自らの授業のストックを増やしていく。
 
そのまま真似る(追試)も
おススメである。
その授業の進め方が
そのまま自分に残る。
似たような教材で
その授業展開が使える場面があるはずである。
 
多くの授業は
「オリジナル」
と思われるかもしれないが
そのほとんどが
先人の授業を真似ることで
生まれたものである。
 
このような教材研究を
何十年とストックすることで
週末をゆっくり過ごすことができる。
1年目、2年目から
「楽」するのは難しい。
だから、
「今」ががんばりどころである。
 
PS 
TOSSランドとともに
おススメの教材研究が
学芸みらい社から発行されている
「授業の新法則」
である。
学年別で各教科に分かれている。
特に、
算数や国語は、
単元に入る前、必ず確認している。
単元のポイントを
5,6ページで解説している。
ぜひ、ご一読ください。
(私も6年算数で執筆しました)
 
さらにPS
「ノート」を残すこと
は、おススメである。
研究会や研究授業を参観し、
資料をいただく。
ただ、それを後日、
見返すことはほぼない。
ファイルに綴じられて
棚に収められる。
 
それよりも、役立つのが
自分で作成した
「教材研究ノート」
である。
それは、何度も見返すことができ、
さらに修正案を書き足すこともできる。
 
その蓄積が
教師人生をさらに充実させる。
もちろん、
多くのよい授業から学ぶことも
大切ですよ。
 
もし、
「教材研究ノートが見たい」
と思われた方、
ぜひ、サークルにご参加ください。
今月・来月の日程です。
5月25日(土)10時~12時
6月22日(土)10時~12時
場所:沖縄市社会福祉センター2階
よければ、下記へご連絡ください。
資料を準備してお待ちしております。

 

 

-稲嶺保-

  

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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