教材研究 国語4年詩「忘れもの」(光村図書)

  

From:稲嶺保

 

現在、学年主任をさせていただいている。
毎朝、2,3分の
学年集会を持つ。
短いお話を
4クラスの担任が持ち回りで行う。
そろそろ半年が過ぎるので100日。
20回以上の話をしている。
 
ネタに困ったときは、
山本東矢先生の
「道徳を核にする学級経営」
を手にする。
 
本日は、
「成長には、しんどいことが必要」
として、お話した。
「しんどいこと」から逃げて
「楽」をすると後で苦労すること。
今、一歩踏み出すことで
自分を高めることが出来ること。
運動会にからめて、話した。
 
いい修業である。
「話す場」があると、
人は準備を行う。
その準備が力になる。
120名の子どもと担任3人、理科専科。
「場」を人に力をつけてくれる。
 
4年国語( 光村図書)の教材。
「忘れもの」
指示 全員起立。一回読んだらすわりなさい。
 
発問① 何連の詩ですか?
発問② 季節はいつですか?
夏か秋が出る。
沖縄ならば「夏」が多いだろう。
 
指示 その理由を書きなさい。
夏派と秋派、それぞれに発表させる。
 
指示 季節は「秋」です。
 それがわかる文に指を置きなさい。
(夏休みはいってしまった)
「指をおかせる」のは、間違った子でも安心できるように。
 
発問③ 「けさ」はいつの朝ですか?
指示 漢字三文字で描きなさい。
(始業式)
 
発問④ 忘れ物をしたのは誰ですか。
(夏休み)
発問⑤ 忘れ物はいくつありますか。
発問⑥ 忘れ物は何ですか。
 
発問⑦ 作者が一番伝えたいことは何ですか。
指示 「夏休み」で終わるように一文にまとめなさい。
(もう一度来てほしい夏休み。)
 
楽しい実践である。
これは、私の実践ではなく、
「追試」です。
大阪の原田先生の授業である。
 
どこから、
このような「授業案」を手に入れるのか。
雑誌である。
「教育トークライン」
毎月、国語算数の
小学校全学年
社会理科は交互
に実践が紹介される。
1年間で、教科書は違えども
国語12時間×6学年分
算数12時間×6学年分
社会6時間
理科6時間
の実践が手に入る。
 
1年、2年と購読していくことで
「授業案」
をストックすることができる。
他にも
「黄金の三日間」(毎年4月の特集)
「SDGs」
「一人一台端末」
など、時期に合わせた特集も魅力である。
 
残念なのが、書店には置いていない。
ネットでの注文である。
定期購読にすれば、
毎月、教育情報が手元に届く。
以下より、申し込みが可能である。
(教育技術研究所HPへ)
 
PS
職場でも感謝される。
「これ、よさそう。」
「国語の光村の実践ならば、、、」
と同僚に紹介する。
感謝されること間違いなしである。
~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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