運動の苦手な子も楽しめる体育

From:稲嶺保

 

休校明けの初日。
子供たちもだが、担任も疲れている。
それでも、
「詰めすぎ」てしまう。
 
算数は、予定通り5分前に終了。
何かゲーム的なものを、、、
と思ったがなかなか上手くいかない。
 
長休みには、
体力テストの残りを行う。
男女5,6人を連れて、
別教室で
上体起こし
立ち幅跳び
長座体前屈
握力
反復横跳び
を行う。
余裕があり、ニコニコしながら行うことができた。
 
今日は、敗北です。
まだまだ、
「笑顔を保つ」ができませんでした。
明日こそは、、、
と思い、教室に向かいます。
 
体育の授業。
初任の頃は、
ボール運動ならば、
「ゲーム」
をさせておけばいいと考えていた。
 
ただ、
「スポーツの得意な子」
は楽しい。
「スポーツの苦手な子、嫌いな子」
は楽しくない。
両者がはっきりしていた。
 
当たり前のように
子供たちから「不満」が出てくる。
「体育が楽しくない。」
 
さらに、
「見学者」が増える。
そうすると、
こちらもヒートアップ。
悪循環である。
 
そんな時に出逢ったのが
「向山型体育」であり、
「TOSS体育」である。
 
サッカーでは、
いきなり「ゲーム」ではなく
「階段シュートゲーム」(ボールコントロール)
「卵わりサッカー」(パスの技能)
から、授業を行った。
得点も工夫した。
ゴールも工夫した。
男女ともに「楽しい」と思えるようにした。
 
とび箱では、
「高い段に挑戦」をやめた。
得意な子の満足であり、
怪我のリスクが高い。
その代わり、
「トン」とやさしく踏み切ってごらん。
着地の音を消してごらん。
と指示することで、
跳ぶときのフォームがきれいになった。
 
これも指導法に出逢ったおかげである。
自分で工夫はしたが、
生み出したものは一つもない。
「真似る(追試)」である。
真似ることで、
子供たちを笑顔にする。
子供たちに「できる」を与えることができる。
 
私が出会った「体育指導」の
全国大会が行われる。
本来なら、
「その場で体感する」
が一番だが、社会の状況が許してくれない。
今回は、
「ZOOM(オンライン)」
での開催である。
その分、沖縄県内からの参加を考えると
旅費と宿泊費が「0」だから嬉しい。
 
もし、よければ、HPをご覧ください。
一生の宝ものになる
「指導法」
に出会えるかもしれません。
 
体育の全国セミナーの紹介です。
よければ、お読みください。
★セミナー紹介★
☆☆TOSS体育全国セミナー2021東京☆☆
日時:2021年9月4日(土)7:30~10:00
場所:オンラインZoom開催
講師:根本正雄氏
申込先:SENSEI PORTAL
https://senseiportal.com/events/62454
フォームメーラー
https://ssl.form-mailer.jp/fms/fcad5ae1626581
PS ブログの写真
写真は、今月、発売した新刊です。
「体ほぐし」と「陸上運動」
について、
指導法
場づくり
学習カード
学習カードに合わせた動画のQR コード
がセットになった書籍です。
私も
「走り幅跳び」
について執筆させていただきました。
よければ、お求めください。

 

 

~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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