「母性」と「父性」大切なのは〇〇

FROM:赤嶺達也

 

子育てをしていく中で知っておきたい言葉

「母性」と「父性」


母性とありますが、母親だけが持つものではありません。

母親に「母性」と「父性」をもっているのです。

もちろん 父親も「母性」「父性」をもっているのです。


つまり、「母性」「父性」とは

【母性的かかわり】  【父性的かかわり】

とのことです。

では、

母性的かかわりとはどういうことか?

ずばり、「無条件の愛」です。

何があっても「相手を大切に思い、許す母的な愛」です。

赤ちゃんが泣けばお乳をあげ、おむつをかえる。

泣き止むまで抱っこをしてあげる。

そこに、見返りもなく惜しみもなく、愛情を与えますよね。

そういう 親と子どものかかわり方です。


では、父性的かかわりとは? なんでしょうか?

それは「条件付きの愛」です。

「ルールを守る。社会性を身に着けさせる。」子どもとのかかわりです。

厳しさのある愛です。



子育てをしていくうえで

どちらも大切ですよね。


大切なのは「母性」と「父性」のバランス・・・ではありません。


順番なのです。



当たり前のことかもしれませんが

まず、子供とのかかわるときには母性的かかわりです。


たくさんの母性的かかわりを受けることで

子どもは

「自分を大切に思ってくれる人がいる」→「相手を大切に思える人になる」

「自分を好きでいてくれる人がいる」→「人を好きでいられる人になる」

「自分を受け入れてくれる人がいる」→「人を受け入れられる人になる」

どの土台があることで、次のステージに上がる準備をします。


「社会の守るべきルール」

「人との付き合い方」

そう、父性的かかわりがあるのです。


素直な子供になってほしい。と思うのなら


十分な母性的なかかわりをしてあげてください


子どもが「だっこして」といえば、少し急がしくても

10秒でもいいので「抱っこしてあげる」

そして、「また、続きはあとでね。がまんしてくれる。」

子どもの欲する愛情を与えてあげる。これが秘訣だそうです。



って、いわれても~~~~。


と思いますよね。

でも、それが大切。


しつけをしていくうえで、厳しく律する父性も大切ですが、

土台に母性がなければ

子どもの心が育ちません。



土台がない、しつけは

「なんで、俺だけ」

「どうせ、俺は愛される人ではない。」

「ちくしょ。」

とエスカレートしていくそうです。



もし、親のいうことに強く反抗するのであれば

母性的かかわりと 父性的かかわりの

どちらが多いか考える必要があります。



うむ。


育児は やはり

育自だな。

 

赤嶺達也

  

 

赤嶺達也

小学校教諭。

沖縄国際大学総合文化学科人間福祉学部心理学専攻卒業。中高社会科免許取得。

育英進学塾にて小学校教諭免許を取得。

弘済会論文で入選経験あり。

TOSS親学インストラクター


 

  

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