終了後、手汗が止まらなかった授業

From:稲嶺保

  

 

 

朝出勤すると
最近のルーティーンは
かん水。
ベランダに
きゅうり
ピーマン
青じそ
枝豆
が植えてある。
 
2年生担任になり、
少しだけ
見える景色が変わってきた。
これだけは変わらない
今日も湯船へ、、、
 
今年も学年で
研究授業を
させていただくことになった。
 
もちろん、
立候補である。
 
ほぼ毎年のように
研究授業を行っている。
 
「研究授業100回」
には、
まだ到達していないが
何とか
「8割」
を超えることが出来た。
 
技量検定は、
「15回」
である。
 
その中でも
一番記憶に残っている
授業がある。
 
たったの3分。
前に立った瞬間、
頭が真っ白。
終わった後、
手汗が止まらず、
足がふわふわしている。
 
1回目の
技量検定の授業
である。
 
2週間前に
地区で体育の研究授業を行い、
100名以上の
参観者でも
そんなことはなかった。
 
森川養護学校の教室。
子役も8人程。
それでも、
こんな状態だったのだ。
 
その時の検定項目が以下。
 
F表
1 子どもの前で自然に歩ける
2 紙を見ないで授業ができる
3 声が自然に出ている
  
授業の内容以前の
「教態」
を見ているのである。
 
学校の研究授業も
大切である。
数週間かけて、
十数ページの指導案を
仕上げる。
 
授業の導入や展開
発問や指示
 
重要な部分が含まれる。
 
ただ、
日々の授業に生かすのは
難しい。
 
しかし、
F表の検定項目は
日々の実践で
生かされる。
 
例えば、
1 子どもの前で自然に歩ける
 
「自然に」とは
どういうふうに歩くのか。
 
今、歩くことに
どのような意図があるのか。
 
立ち位置はどこなのか。
 
どこを歩くのか。
 
いくつもの問いが導かれる。
それを考えるだけでも、
教壇に立った時、
「意識」が生まれる。
 
だから、
授業が変わる
のである。
 
PS 
技量検定は
A表からF表まで
設定されている。
まず、
F表からチャレンジである。
 
F表ならば
事前に
「検定を受けたい」
と連絡をすれば、
「授業」
「簡単な指導案」
で受けることが出来る。
 
さらにPS
検定は
昇級システムである。
「級」があがるとともに、
「教室での対応」
が変化する。
さらに、上を目指したく
なるのである。
 
今回、沖縄で
A表
B表
C表
の技量検定が開催される。
 
もちろん、
上位の級になるので
検定を審査する教師は
県外からトップクラスの
教師がそろう。
 
その目でお確かめください。

 

さらに、さらにPS

今週末、サークルがあります。

6月9日(土)10時~12時

場所:沖縄市社会福祉センター

模擬授業中心のサークルです。

見学も大歓迎!

足をお運びください!!

 

-稲嶺保-

  

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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