教師力を高めるのは

 From:稲嶺保

 

子どもたちは忙しい。
スイミング
進学塾
公文
そろばん
習字
もちろん、
スポーツ系も多い。
 
私にも、
大人になってから始めた習い事
がいくつかある。
 
ペン習字
話し方教室
英会話教室
習字教室
 
短期のものもあるが、
楽しく通っていたことを覚えている。
 
特に
「話し方教室」
はよかった。
90分の半分は講義、
残り半分がスピーチである。
こんな調子で始まる。
「では、今日のテーマは
 “お母さん”。
 こちらから、どうぞ」
指された人からスピーチを始める。
場合によっては、一番手も。
(なぜか、私は一番手が多かった)
教えてもらったことは、
「歩きながら考えろ」
小さい教室なので、7,8歩で前に出る。
そこで、一礼して
「これから、お母さんについてお話します」
それまでの間に組み立てを考える。
全部で10回程度の講座だったが、
濃い学びの時間だった。
 
緊張感もそうだが、
そこでの指摘が的を得ている。
「早口である」
「表情が暗い」
など、今の授業にも通じることが多い。
だからこそ、最後まで続けられたと思う。
 
教師になると、
なかなか指導を受ける機会が少ない。
もちろん、
若いうちは指導を受けるのだが、
私ぐらい歳をとるとなかなか機会に出会わない。
(保護者からは別ですが、、)
そんな中で、
「何でも言い合える場」が
「サークル」
である。
授業のこと、
学級経営のこと、
最近、読んだ本のこと、
様々な話題が出される。
 
特に、「授業」の場面が多い。
学校の研究授業が
毎週、毎月、行われているイメージである。
ああだ、こうだ様々言われる。
ただ、少し研究授業と異なるのは、
「代案」が示されることである。
「◯◯だったから、こうした方がよいのでは」
という代案が示される。
もちろん、
「?」や
「??」の代案もあるが、
その代案が自分の引き出しを増やしてくれる。
また、
「以前、セミナーで◯◯先生がやっていたんですが」
と他の実践にリンクさせることで
学びを広げることもできる。
 
先週もサークルで、
子どもたちにする授業を見てもらった。
代案を受けて、
今日、授業を行った。
何とか全員が練習問題+巻末問題まで
到達することができた。
 
学ぶからこそ、子どもたちの「できた」をつくりだすことができる。
力ない教師だからこそ、学び続ける必要がある。
力ある教師も学びを止めてしまえば、子供の成長も止めてしまう。
ほぼ毎週土曜日、
県内どこかでサークルを行っています。
一緒に学んでみませんか。
子どもにとって価値ある教師に近づくために。
PS
 
毎週金曜日20時(午後8時)からの
「ZOOMサークル」
があります。
オープンチャット参加者向けのものです。
「30分」の時間で
その週の教室実践を紹介したり、
QAを行ったりしています。
よければ、こちらへもご参加ください。
 
興味を持たれた方は、
以下より
「TOSS沖縄オープンチャット」
にご参加ください。
 
TOSS沖縄のオープンチャット
参加者を対象に
発信を行っていく。
「情報」はもちろん、
「ZOOM」でのサークルも行う。
よければ、ご参加ください。
 
詳しくはオープンチャットで発信!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
オープンチャット「TOSS沖縄教え方LINE」
~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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