プロ教師が知る微細技術

From:稲嶺保

 

いよいよ新学期がスタートする。
勤務校でも、そろそろパタパタしている。
 
今回、
「学年主任」
をさせていただけることになった。
この時期は忙しい。
できるだけ
「学級準備の時間」
を与えたい。
それを邪魔するかのように、
突然の「お願い」が入る。
 
「〇〇君についての引継ぎ」
「〇〇式についての打ち合わせ」
それを調整するのも
学年主任の仕事である。
 
調整後、連絡する。
口頭連絡だけだと「忘れる」。
そこで、
LINEを活用している。
なかなか全員が揃わない。
というか、基本的にフリーの時間を与えたい。
「明日、11時半英語の打ち合わせ」
「1年生の準備、傘かけの掲示」
など、LINEに入れておけば、
少なくとも「情報」は届く。
 
スマホでの入力は
得意じゃないが、
一文、二文なら入力も楽である。
忘れやすいので記録にもなる。
 
いいスタートが切れそうである。
今日も気持ちよく湯船へ、、、
 
「微細技術」
と言う言葉を聞いたことがあるだろうか。
 
プロ教師が使う
ちょっとした技術である。
 
例えば、新学期始まる前、
児童の机の位置をわかりやすくするために
「印」をつける。
机の位置に合わせて
「L字の印」
をつけていくのだが、
以前は、机の前足につけていた。
しかし、
プロ教師は
「後ろ足」につけるそうだ。
 
そこには、理由がある。
授業中、机を揃えるのは
座っている児童である。
座っていると
前足の印は見えない。
後ろ足の印は見えるのである。
それを聞いて納得である。
 
今回、次の書籍が発売された。
『子供・保護者・職場から信頼される
 プロ教師の鉄板技術130』
週末に届くと、一気読みだった。
早速、本日、出勤して使った
「微細技術」
がブログの写真である。
 
フラッシュカードの保存法である。
たくさんのフラッシュカードを持っている。
①英単語フラッシュカード
②英語ダイアローグ
③都道府県
④地図記号
⑤歴史人物 など
 
活用するのだが、保存が上手くできていなかった。
「探す」という作業に時間を取られてしまう。
そこで、
「微細技術」である。
クリップとラベルシートを使うことで
簡単に保存ができ、
欲しいカードをすぐに取り出すことができる。
これだけでも
書籍を買った価値がある。
 
まだまだ、使えそうな技術が満載である。
 
PS 書籍の情報です。
よければ、、、、

 

 

~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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