俳句の授業「グラタンの~」

 From:稲嶺保

 

 

 本日、予防接種へ。

と言っても、
「コロナワクチン」ではなく、
「インフルエンザ」である。
 
「17時までに受付へ」
の指示があり、
「年休1時間」
を朝の内で提出。
(教頭先生へも連絡)
なんだかんだあって、
結局、学校を出たのが
16時35分。
勤務校からの道は
「県道329号線」。
なかなかの混み具合。
ぎりぎり17時2分前に到着。
無事、家族全員で
接種することができた。
 
看護師より
「お風呂は軽くシャワーで」
と言われたので、
今日の湯船はなし、、、
 
国語の授業「俳句」。
「グラタンの熱しと食ぶる冬至かな
        阿波野青畝」
 
まずは、音読。
その次に発問。
俳句の3つの発問は定番。
①季節はいつですか。
②季語は何ですか。
③強調しているのは何ですか。
 
ここまでは、流れで進む。
ここから、どんな発問をしますか?
(少し考えて以下へお読みください)
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
私の発問は、、、
「④問題を考えなさい。」
です。
「????・・・・」
が浮かぶかもしれません。
その後、
「一つ書けたら持っていらっしゃい。」
持ってきたノートに丸をつけながら、
黒板に書かせていきます。
以下が黒板にならびました。
 
・時間帯はいつですか。
・話者から見えるものは。
・グラタンはどこで食べているか。
・どのような風景。
・なんでグラタンをえらんだか。
・(グラタンは)美味しいでしょうか。
 
黒板に並んだ発問に番号をふる。
そこから発問する。
⑤グラタンは、どこで食べているんですか。
(家の中ですか、外ですか)
⑥話者から見えるものをすべて書きなさい。
⑦時間帯は、いつですか。
 (朝・昼・夕方・夜)
⑧どのような風景が見えますか。
⑨どうしてグラタンなのですか。
(他の食べ物ではダメなのですか)
指示 最後にもう一度、自分の読み方で読みなさい。
 
このように組み立てた。
なかなかの発問だと思いませんか。
というのも、
詩の単元は「春夏秋冬」と並ぶので、
今回で「4回目」。
それまでに授業で行った発問が
子どもたちから出されます。
 
授業の発問を通して、
子どもたちの中に
詩を分析する「コード」が
入っていきます。
「分析批評」
といいます。
私も勉強中ですが、
「気持ち」を問うのではなく、
文章( 詩)を根拠にした
考えを導きます。
 
以前、お知らせした
「春の教え方セミナー」
でも、紹介する予定です。
 
PS
春の教え方セミナーの
講座案を検討中です。
まだまだ、決定ではありませんが、
「国語」だけ紹介しますね。
・・・・・・・・・・ 
国語 3月19日(土)午前
宿題では、力はつかない。
漢字も、音読も、授業で指導するから力がつく。
短いパーツで組み立てる国語授業のシステム
1時間目 1週間のサイクルで力をつける漢字の指導
2時間目 低学年だって、高学年だって楽しければ自然に声が出る音読指導
3時間目 4月教材はこう授業する。(低学年編と高学年編)模擬授業
4時間目 辞書を使いこなすためにも、辞書引きへの慣れが必要 辞書引きの指導
5時間目 先行実践に学ぶ教科書教材の研究はこうする
・・・・・・・・・・

 

~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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