学力を高める問いと答え

From:稲嶺保

 

 

 

日曜日は、学習発表会。
出番直前の学級でのお話。
 
「今日は、600名ぐらいの前で
 できるんだよ。」
 
「先生、緊張する。」
 
「緊張するのは、
 がんばってきたから。
 だから、安心していいんだよ。」
 
「でも、失敗するかもしれない。」
 
「失敗してもいい。」
 
「・・・・」
 
「今日の失敗は、
 前向きな失敗。
 一生懸命ががんばっての失敗だから
 いいんだよ。」
 
責任感の強い女子が
「?」の顔だったが、
笑顔に変わった。
 
運動会の頃に教えたことがある。
「勝負にこだわり、結果にこだわらず。」
勝負の結果よりも、
勝負(本番)までの過程にこだわる。
 
もちろん、
本番はバッチリだった。
夜は、打ち上げに、、、
今日は一日、ゆっくり、
最後は、湯船へ、、、
 
普段の授業。
算数の問題を黒板へ書かせる。
(向山型)
  
授業の中で教師が質問。
「8×3。答えは何ですか?」
 
あなたの学級の子は
何と答えますか?
 
A 24
B 24です。
 
どちらで答えるだろう。
私も以前はAの答えを
聞き流していた。
というか、
「リズムがよくなる」
と思っていた。
 
しかし、
この答え方では、力がつかない。
それよりも
学級が荒れる。
授業のしつけが崩れるはずである。
 
聞かれたことに正対させる。
よく例に出すのは、
「いくつですか?」
→「〇つです。」
「何さいですか?」
→「〇さいです。」
 
テストの問題でも同じである。
「~することですか?」
と問われたら
「~すること。」
と答えなければならない。
これを
「△」
などとするから学力がつかない。
 
と、言っているが
これは、「受け売り」である。
椿原先生の言葉である。
 
国語の学テについて、
次のように話されている。
 
学テに対する
「現場の三つの苦悩」
①過去問を大量に解かされる子どもの苦悩。
②普段の授業が点数に反映されない教師の苦悩
③点数で評価される学校長の苦悩。
 
学テに対して
「具体的な取り組み法」
を指導するために来沖される。
 
前回4月のセミナーに参加された先生が
次のように話されている。
 
二人で参加しました。
今までは、過去問を山積みにして全国学力調査の対策をしていました。
やればやるほど、苦手な子は勉強が嫌いになっていく気がしました。
年度初めだから意気揚々と登校した不登校児が、また不登校になりました。
それに比べて椿原先生の指導法は、3時間で3問。解き方が分かるだけでなく、毎時間どの子も「できた!」という成功体験で終われることが最高でした。
これを学年で実施した結果、県平均より7ポイントも上回ることができました。管理職も喜んでいました。
一緒に参加した先生も同じように取り組んだら県平均プラス10ポイントという結果で、秋田をはるかに超えました。
嬉しい気持ちと、今までやってきたことは何だったんだろうという気持ちが入り混じっています。
 
一生ものの指導法を
手に入れるセミナーです。
申し込みは以下へメールを。
(担当:稲嶺)
問い合わせも上記へ。
 
詳しい内容は、
ブログの写真又は以下のHPまで。
 
 
PS
今回、
上記アドレスへ
「問い合わせ」を行った方へ
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をご準備した。
先ほど紹介した
「学テ現場の3つの苦悩」
が掲載されている雑誌論文
「12ページ分(データ)」
をプレゼントする。
 
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さらにPS
今回、講師の椿原先生も
解説されている
「向山洋一映像全集」
が発売された。
その紹介映像だけでも学びがある。
よけれぼ、ご覧ください。
オフィシャル告知映像第ニ弾
 
お申し込みはこちらより

 

-稲嶺保-

  

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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