子どもに学び方を学ばせる

 From:稲嶺保

 

本日、市内の研修があり、
東北大学の堀田龍也氏の
お話を聞くことができた。
 
印象に残っているのが、
「大人の意識を見直すべき」
である。
自分が使えないから、
子どもに使わせない。
自分が使えるものだけ、
子どもに使わせる。
 
今まで、私たち(大人)の
「常識」
を子どもたちが越えつつある。
それを素直に認めるべきである。
 
先日も教室で事件があった。
「共同編集中」に
画面が消えた。
「矢印キー」を押しても復旧できない。
 
あきらめていると、
「先生、元に戻った」
との声が聞こえた。
聞いてみると
「履歴」から戻したとのこと。
私よりも詳しい。
 
大人の考えを越えてしまう。
それを意識した
授業の組み立てが必要である。
 
もう一つ、印象に残っているのが
「学び方を学ぶ」
である。
「漢字を教えるのではなく、
 漢字の学び方を教える」
と説明されていた。
体力主義で「何度も書いて覚える」ではなく、
例えば
「指書き→なぞり書き→写し書き」
で覚える方法が漢字指導として浮かぶ。
 
ブログの写真は、
社会の授業後の黒板である。
「9日間」の間に激変した。
どうしてか?
 
上部は、
「学び方を教えていない段階」
であり、
下部は、
「学び方を指導した段階」
である。
教科書や資料集の読み取り方について、
授業を行った。
「写真の読み取り」
「グラフの読み取り」
それらを扱うと、教科書の見え方が変わる。
これまで見えなかった情報が見えてくる。
だからこそ、子どもたちの気づきが変化する。
 
「学び方を学ばせる」
授業の中で大きな指針になりそうである。
 
PS
TOSS沖縄のオープンチャット
参加者を対象に
発信を行っていく。
「情報」はもちろん、
「ZOOM」でのサークルも行う。
よければ、ご参加ください。
近くオープンチャットに案内があります。
もう一つPS
来月のサークル日程が決まりました。
日時:5月13日(土)18時~ 20時
会場:沖縄市社会福祉センター2階
(会場の清掃があり、時間帯が通常と変わっています)
内容:模擬授業、学級の様子、学級通信の提供
となっております。
よろしければ、こちらもお越しください。
サークルLINE等でも案内いたします。

(15名まで参加可!もちろん無料ですよ) 

 

 

 さらにPS

今年は、初めて
「事前」の情報をお届けすることになりました。
学級の様子(もちろん、個人情報はのぞいて)
実践の報告 などなど
お届けする予定です。
よければ、以下よりお申し込み下さい。
3月18日から教え方セミナーを開催。
詳しくはオープンチャットで発信!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
オープンチャット「TOSS沖縄教え方LINE」
~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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