やんちゃ君を授業最初から夢中にさせる7つの方法

 

From:太田輝昭

 

書斎より、、、

 

私の勤務校は本日から始業式だった。

就任式、入学式と1日ですべて終わる。

 

会場準備から、片づけまで1日で終わる。

密度の濃い1日だった。

 

ホームルームも、本日が「学級開き」である。

 

日本全国で、4月からの「黄金の3日間」の教え方セミナーが実施されている。

 

何度言っても言い足りないぐらい、1年の出発は極めて重要である。

 

さて、教え方セミナーで何気なく模擬授業をしているが、

 

すべて、教師の

*******

必然・必要

*******

で組み立てられている。

 

 

それは「プロのワザ」と言ってもいい。

素人には、見えない。

 

 

野球のピッチャーは1球、1球の配球を覚えている。

なぜ、そこに投げたのかの説明ができる。

 

将棋のプロ棋士は、一手一手の再現できる。

 

一手一手すべて意味があり、

後々のための伏線の一手を打つ。

 

教師も同じこと。

すべては、「将来の伏線」のために一手(手立て)を打つ。

 

さて、さて、

教え方セミナーで「学習のシステム」を述べているが、、、

その「学習のシステム」は、授業の最初から、

 

①集中

②集中

③集中

④集中

・・・

で組み立てられている。

 

 

やんちゃ君を夢中にさせる仕掛けがチリバメられている。

授業の最初から、やんちゃ君を授業に参加させることができなければ、

授業途中から参加させるのは難しい。

 

 

1時間ず~~~~と、そっぽを向いたままである。

(何度注意しても変わらない。)

 

 

授業最初から入れていくのだ。

 

例えば、

①作業指示から入る。

「プリント、始め」

保健の「基礎学力補強プリント」から入る。

特別支援を要する生徒もできるものから入る。

「教科書を先生に見せなさい」

「○ページ」「読みます」・・・

音読から入る。

 

②資料を提示する

写真を正面に見せて、

「分かったこと、気づいたこと、思ったことをノートに書きなさい。時間は、3分です」

「これらは何でしょう」「どんな感じがしますか」「この写真の感想を言って」

次々に指名していく。

 

③フラッシュカードから入る

フラッシュカードをリピートさせながら、全員を巻き込んでいく。真面目な生徒、、、、やんちゃ、、、と、授業に入ってくる。

 

④映像を見せる

教師が何も言わずに、動画2,3分を流す。

 

⑤ものを見せる

避妊具の「カヤクループ」を見せて、「これは何でしょう」。

指名していく。????

次々に避妊具を見せていく、、、。

「今日は、結婚と家族計画につていの勉強です」

 

⑥教師の動作から入る

「今日は、水を持ってきました。」

「砂糖1スプーン、塩半スプーン入れます。振ります」

「飲みます」

・・・・

 

⑦語りから入る

「恋のお話です。ある少女は、、、、」

エピソードは生徒を惹きつける。

 

 

こういったことの工夫を教師は毎時間やることで

授業力がついていく。

 

  

 

 

ーおおた てるあき

 

 

 

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太田輝昭

沖縄県立公立高等学校 保健体育科教諭 TOSS沖縄代表 

「知的な学びは楽しいもの」のモットーのもと、授業の腕を上げるために日々、研鑽している。TOSS授業技量検定三段。剣道教士七段。琉球古典音楽野村流音楽協会新人賞。京都教育大卒。琉球大学院教育学研究科教育専攻保健体育専修卒。琉球大学医学部保健学科博士後期課程在学中。単著『「平泳ぎ」「クロール」で25m泳げる10のステップ』(明治

                図書出版)編著『高校生が夢中になる知的な授業』(明治図書出版)、共著『沖縄から平和学習へのメッセージ』他多数 

                H25文部科学省委託事業「教員の資質能力向上に係る先導的取り組み支援授業」受託。




  

 


 

  

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