ASD対応の失敗に気づく

 From:稲嶺保

  

 春休みに入る。

休みの初日の朝、
必ず出勤途中のスーパーへ立ち寄る。
以前は、
「パスタ」
現在は、
「レトルトカレー」
「ごはん」
を購入する。
  
だから、職員室の机の引き出しに
「カレー」と「ごはん」
が常備されている。
これがなかなか重宝する。
何もなければ、
昼食はカレー。
弁当箱も待ってきているので
(ちなみに百均で購入したレンジ対応)
すぐに食事がとれる。
レンジは、タイミングを逃すと混むのですが、、、
「食べに行く」
ことになれば、何も気にせず行ける。
 
引き出しになければ、
昼食時間に
「買い出し」
が必要になる。
その往復時間があれば、
仕事を進めることができる。
 
教え方セミナー(今年は春フェス)が
始まった。
講座はもちろんだが、
今年初の取組として、
「読書会」
を実施している。
10分から15分、書籍を読み、
気付いたこと、気になったことを
ホワイトボードに書く。
その後、
その文章を紹介したり、
自分の体験も交えながら話す。
  
緊張場面なので、
いつもよりも情報をキャッチする
アンテナの感度がいい。
今回もヒットした。
書籍は『教育トークライン2024年3月号」
「出会いからASDの子供が担任に慣れるまでの支援プラン」
小嶋悠紀氏の論文である。
ASDとは、「自閉症スペクトラム症」のこと。
担任に慣れるまで、
定型発達の子で1週間程度、
ASDの子で3~4週間ほどかかる。
その時期に一瞬でも
「この人は怖くて駄目だ」
と思ってしまったら、一年間そのままいってしまう。
その結果、学級を免れなかったベテランの事例をたくさん知っている。
  
以前、担任した児童が頭に浮かぶ。
黄金の三日間はよかったが、
他の子に暴力をしたので、
止めに入った際、
腕をつかんだ。
私の顔を見つめ
「暴力教師」
と叫んでいた。
それから、とり戻すまでに
様々な手立てと時間が必要になった。
その原因がここから知ることができた。
  
このような学びを
話すことで自分の中で長期記憶として残すことができる。
「読書会」おススメですよ。
もちろん、発表しなくてもいいんです。
読むだけでも、聞くだけでも。

 PS

 
毎週金曜日20時(午後8時)からの
「ZOOMサークル」
があります。
オープンチャット参加者向けのものです。
「30分」の時間で
その週の教室実践を紹介したり、
QAを行ったりしています。
よければ、こちらへもご参加ください。
 
興味を持たれた方は、
以下より
「TOSS沖縄オープンチャット」
にご参加ください。
 
TOSS沖縄のオープンチャット
参加者を対象に
発信を行っていく。
「情報」はもちろん、
「ZOOM」でのサークルも行う。
よければ、ご参加ください。
 
詳しくはオープンチャットで発信!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
オープンチャット「TOSS沖縄教え方LINE」
~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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