子どもだけで進める学級会

 From:稲嶺保

 

3時間目を終えて、出張のため教室を後にする。
4時間目は、学級活動。
「学級会と会社活動」
である。
 
学級会は、
先日、
「計算スキル全員100点」
を達成したので、
「パーティの企画」
である。
学級会の担当は毎回、変わる。
座席班の4名で行う。
進行役2名
黒板書き1名
ノートへ記録1名
毎回、変わる。
 
「誰が何をやるか」
で休み時間にひと悶着あった。
それを後にしたので、少し心配だった。
4時間目が終わるころにclassroomを確認する。
すると、次のメッセージが入っていた。
・・・・・・・・・・
学級会では、やることが四つ角ゲームと貿易ゲームの2つです。
司会は私と〇〇さんと△△さんです。
四つ角ゲームは、□□さんと★★さんが担当して、貿易ゲームは貿易ゲームをやったことのある人がやります。
これが決まりました。
・・・・・・・・・・・
担任がいなくても、ここまでできる。
もしかしたら、担任がいない方がしっかりしているのかもしれない。
 
学級会について
それまでの運営は
「学級委員」
であった。
「運動会のスローガン」
「読書週間の学級目標」
など、時期的なものだけだった。
今年、山口県の河田孝文先生の
「学級会の運営」
を知り、今回が3回目の実施であった。
 
担当は流動的。
全員が担当することが目的である。
学級会中に気を付けることは、
通常は
「指名なし」で発表していくが、
学級会では、
進行役に指名されてから、発言する。
このルールがなければ、
「発言力のある子」
「声の大きい子」
の独壇場になってしまう。
 
4月から半年、
列指名での発表
指名なし朗読
指名なし発表
くり返しくり返し行うことで
「形」になってきている。
とはいっても、
「100%ではない」
特に社会科は、はっきりしている。
「発表に力を入れる子」
「ノートまとめに力を入れる子」
もちろん、
「両方とも取り組む子」
もいる。
それぞれの活躍の場面が見つけることで
「自信」につながる。
~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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