微細技術 知ると知らぬで大きな差

From:稲嶺保

 

 

 

お昼休み。
週に一度、学年で体育館が使える。
そこで、
「全員遊びの日」
として、
「ドッチボール」
を行う。
 
学級の人数は32名。
しかし、
ドッチボールになると、
40名を超える。
他の学級からも
「先生、させてください。」
と入ってくる。
もちろん、OK。
 
もちろん、
トラブルも発生するが、
ここも教育場面。
「解決」する方法を
教える。
今日も心地よく湯船へ、、、
 
先週のサークル後、
食事へ行った。
前から行きたかった
「カレー屋」へ。
そこでのちょっとした話。
 
ある先生から、
「湯船って近くに銭湯があるんですか?」
の質問。
すると、
横で食事していた
O先生とC先生の目がキラり。
「ちゃんと説明しないと
 わからないんですよ。」
と嬉しそうに突っ込む。
 
ということで説明する。
「湯船」
は、自宅の浴槽である。
しかも、「普通」の。
足を伸ばしていっぱいいっぱいの浴槽である。
(ブログのイラストのような)
そこでの小さな楽しみを紹介している。
 
O先生、C先生
これで納得していただけるかな?
 
これも
「知る」と「知らない」
ではちがう。(大したことではないが、、、)
 
教師の技術もそうである。
「微細技術」
と呼ばれる。
 
研究授業で見たことがないだろうか。
教師が
「丸付け」
のために教室を動き回っている。
「優しい対応」
である。
しかし、
時々、見られる。
手を挙げても気づかれず、
いつまでも待たされている子。
 
いつの間にか、
隣とおしゃべりを始めている。
 
この子が悪いのだろうか。
最初は、
待っていたのである。
 
以前、サークルで教えてもらった。
「③までできたら、
 持っていらっしゃい。」
という指示である。
その指示ともに、
教師の所に行く
「順路」
が決まっている。
だからこそ、
「待つ時間(空白時間)」
を減らすことができる。
 
このような微細技術は、
「知らない」とできない。
教師が丸付けに行くことしか知らなければ、
「持ってこさせる」
微細技術を試すこともできない。
 
「知る」と「知らない」
では、大きな差がある。
だからこそ、
サークルで学ぶのである。
セミナーで学ぶのである。
 
本で見て、
「わかった」
と思うことがある。
実際にやってみて、
上手くいかない。
何かが足りないのである。
小さい小さい微細技術かもしれない。
 
それを学ぶからこそ、
教師が伸びる。
子どもも伸びるのである。
  
PS
微細技術を学ぶことができる。
6月8日(土)
郵便セミナー(無料)
魔の6月対策学級経営セミナー
である。
東京から戸村先生、
大阪から山本先生
をお迎えする。
いくつもの
微細技術が散りばめられているはずである。
申し込みはこちらから↓

 

-稲嶺保-

  

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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