夏休み明けは〇〇〇を保て

From:稲嶺保

 

 

 

今週で夏休みが明ける。
水曜日からは
学校である。
 
読むつもりで
購入した本が
まだ残っている。
ただ、
読みたかった
「沈黙の艦隊」
は先日、漫画喫茶で
読むことが出来た。
 
そろそろ
学級モードへ戻さなければ、
と考えながら、湯船へ、、、
 
夏休み明け、
学級で
まず何をするか。
 
以前、谷先生への
Q&A
で聞いたことがある。
 
「4月と同じことをする」
 
と話されていた。
というのも、
子供たちは
「忘れているのが
 当たり前」
と考えているといい。
 
だから、
4月に行った
学校に来る目的
先生が叱る3つのこと
楽(らく)と楽しい
体育の整列と集合
 
などなど、
再度、行う。
 
4月よりも
子供と過ごした分、
エピソードを
加えられるはずである。
 
その中で、
気をつけることが、
以前も紹介した
谷和樹先生の
「向山型統率力」
である。
 
1 明るさを保て
 
明るさを保つ。
難しい。
1学期も何度も挫折した。
 
当たり前だが
思い通りにいかない。
「こうあらねば」
という気持ちばかりが
先走っていたような
気がする。
 
それもこれも
プライド
である。
ちっぽけな
プライドである。
 
そのプライドを
守ろうと
あせることで
笑顔が消える。
明るさもなくなる。
 
もっと大きく
構えることが必要である。
 
何かあれば、
担任が誤ればいい。
上手くいかなければ、
別の手を考えればいい。
 
ただ、
「学校に来るのが楽しい」
と思えるような
学級にするためにも、
担任が
「明るさ」
を保たなければいけない。
 
2 仕組みをつくれ
 
学習のシステム
では、
国語、算数
ともにルーティーン化
している。
 
国語なら
「漢字スキル」
2時間ある日の後半は
「百人一首」
からスタート。
 
算数なら
「百玉そろばん」
である。
 
体育なら
「縄跳び」。
 
生活システムでは
「清掃」
で分担を変える。
 
分担が多いと
時間内に終われない。
分担を少ないと
遊んでしまう。
 
バランスが必要である。
分担の軽重に応じて
編成しなおす。
 
3 上に立て
 
「怖さ」
「圧力」
ではない。
 
同じレベルでは
いけない。
一つも二つも
上のレベルから
俯瞰して見る目が
必要である。
 
腹が立つことが
ある。
そこで、
怒鳴ってしまったら
同じレベルである。
 
鷹のように
俯瞰してみる目が
必要である。
 
以前、教えてもらった言葉で
問題に直面した時に
一言つぶやく。
 
「そう来ましたか。」
 
少しだけ
冷静になれる。
もっと慣れてくれば、
問題をどう解決しようかと
楽しむことが出来るかも
しれない。
(まだ時間はかかるが、、)
 
いよいよ明後日から
学校がスタートする。
 
上手くいくとは
思っていない。
それでも、
「やること」
に価値がある。
「書くこと」
で自分に言い聞かせる。
 
向山先生がこう話している。
 
「すなおである」というのは、他人がいろいろ言ってくれることである。
他人の尊い経験が流れ込んでくるということである。
こんなすばらしいことはない。
『授業の腕をあげる法則』より
 
プロの教師になれると
信じている。
そのために
何をするのか、
何をしなければならないのか、
知っている。
 
それを
「すなおに」
実行するのが
伸びる人である。
 
今年で教職20年目。
まだまだ伸びしろがあるはずだ。
 

 

 

-稲嶺保-

  

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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