子どもが伸びる「システム」

 

From:太田輝昭

 

書斎より、、、

 

2学期がスタートして1週間ほど経った。

あなたの学級の出だしは上手くいっただろうか。

 

「4月の学級のルール、授業のルールを早く取り戻すこと」が子どもの「安定」につながる。

一つ一つ、確認しながら「躾け」ていく。

 

さて、

子どもが伸びる「システム」

と伸びない「システム」がある。

 

伸びる「システム」は、

第一に

**********

子どもの活動が多い

**********

ということ。

 

教師の活動が多ければ多いほど、子どもは伸びない。

退屈する。

 

お利口は、じ~と教師の話を聞く。

それがよいことだと思っているからである。

やんちゃはしゃべりだす。

自閉スペクトラムの子どもは、「自分の世界に入っている」。

(おとなしくしているが、、、)

 

教師の活動が多い典型的な例は、以下がある。

①教師の話が長い。

②黒板に教師がビッシリ書く。

(子どもが伸びる板書は、子どもがビッシリと書いている)

 

教師の活動が多くなると、子どもの活動量が減っていく。

教師の黒板を写すだけのつまらない授業になっていく。

 

子どもの活動を多くすることが第一のポイントである。

 

伸びる「システム」、

第二に

*******

教師の「片々の技術」が入っている。

*******

 

例えば、

①子どものノートがきれい。

定規が使われている。

ゆったり書かれている。

算数では、「消しゴム」を使わない。

間違えば、×と書かれている。

 

②子どものノートを1時間に1回、教師がチェックする。

教壇にもってこさせる。

 

③できない子に、そっと、薄くなぞって答えを教える。

 

④教師の指示が短い。

15秒以内。

 

⑤子どもに声を出させている。

 

・・・・

 

45分、50分の授業を

5分~10分のパーツで組み立てられている。

 

1つのパーツに「教師の片々」の技術が入っている。

「片々の技術」は学ばないと分からない。

 

「システム」があるから、

子どもは自動的に動いていく。

 

教師の活動は減っていき、

子どもが主体的に学んでいる状態になる。

 

だから、子どもは伸びていく。 


 

ーおおた てるあき

 

 

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太田輝昭

沖縄県立公立高等学校 保健体育科教諭 TOSS沖縄代表 

「知的な学びは楽しいもの」のモットーのもと、授業の腕を上げるために日々、研鑽している。TOSS授業技量検定三段。剣道教士七段。琉球古典音楽野村流音楽協会新人賞。京都教育大卒。琉球大学院教育学研究科教育専攻保健体育専修卒。琉球大学医学部保健学科博士後期課程在学中。単著『「平泳ぎ」「クロール」で25m泳げる10のステップ』(明治

                図書出版)編著『高校生が夢中になる知的な授業』(明治図書出版)、共著『沖縄から平和学習へのメッセージ』他多数 

                H25文部科学省委託事業「教員の資質能力向上に係る先導的取り組み支援授業」受託。




  

 


 

  

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