できる教師 がもつ4つの授業行為

From:稲嶺保

  

 

 

祝日。
図書館が休みなので、
一日、自宅で過ごす。
 
読書三昧の三連休。
20冊ほど読めた、、、
まだ、授業の神様は
降りてこない。
 
娘の友人が遊びに来て、
にぎやかだったが、
集中して読めた。
そろそろ帰宅すること、
そしたら湯船へ、、、
 
以前から書いている
「向山塾Note」
が、2号に突入した。
 
1号のスタートが
「2017年6月6日」
なので、ほぼ1年で
「80ページ」
が埋まった。
 
次のようなタイトルがある。
 
プロ 9つの条件
子どもを動かす5つの条件
高学年女子の対応
向山先生 個人面談
いじめ対応のシステム
授業上達論 黒帯六条件
プロとアマには差がある
向山型統率力 等々、、、
 
今日、書き加えたのが
「教師 4つの授業行為」
 
『子どもが燃える授業には法則がある』
からの学びである。
 
1 教師は子どもの力をひき出す
 
子どもたちが元々
持っている力を
「ひき出す」のである。
 
例えば、音読。
苦手な女子がいた。
 
日々の授業の中で
あらゆる手を打つ。
 
①話す・聞くスキルを使う
②楽しそうに音読する
③立って音読する場面をつくる
④リズムよく読む
⑤列指名で読ませる
⑥たけのこ読みで読ませる
 
これらのことを行うことで
いつの間にか、
「暗唱」
に挑戦できるようになった。
学級全員の前で
自ら立って
全文を覚え
合格したのである。
 
「ひき出す」ことで
子どもの自己肯定感を
高めることができる。
 
 
2 教師は、子どもに知識や技を与える
 
知識を「与える」ためにも
教師は読書家で
なければならない。
 
様々な本を読む。
教育書だけでなく、
マンガも重要な情報源である。
 
話はそれるが、
時々、漫画喫茶に行く。
最近は、オシャレになった。
そこで狂ったように
マンガを読む。
「3時間パック」
で多い時なら
30冊ぐらい読む。
 
話を戻して、
技を「与える」ためには
教師がその技の
習得方法を身につけて
いなければならない。
 
一番わかりやすいのが
「とび箱指導」
である。
「とべた」
「とべなかった」
かはっきりしている。
 
「向山型とび箱指導」
を以前、校内研修で紹介した。
すると、
大学卒業してすぐの女教師が
1カ月もしないうちに
「先生、クラスの子が跳べました」
と報告してくれた。
 
子どもに
知識や技を与えるためにも、
教師が学び続けなければならない。
 
 
3 教師は、子どもに知的興奮を与える
 
知的興奮を与える
子どもが燃える授業は、
簡単に作りだすことはできない。
 
先人の実践を真似る
「追試」
が必要となる。
 
例えば、向山先生の
「口に二画の漢字」
である。
高学年でも
低学年でもできる授業である。
 
この実践を通して、
「知的興奮を与える授業」
に見える原理原則を
学ぶのである。
 
例えば、
「口に二画の漢字」
には、
例示
個別評定の原則
一時に一事の原則
空白禁止の原則
確認の原則
激励の原則
など、様々な原理原則・技術
が隠れている。
 
追試を通して、
子どもに
「知的興奮を与える」
授業をつくりだしていくのである。
 
4 教師は、子どもを〇〇〇〇
 
低学年担任になり
一層意識するようになった。
 
担任に対して
「絶大なる信頼」
を置いている。
 
授業はもちろん、
学校生活
指導に関しても
「包み込む」
ことが必要である。
 
やはり、
「笑顔」
であろうか。
担任が笑顔なら、
子どもたちの表情も
和らぐ。
 
担任が暗い表情なら、
子どもたちの表情も
曇る。
 
担任と子どもは
表裏一体である。
 
どんなに疲れていても、
遅くまでW杯を観ていても、
子どもの前では
やっぱり笑顔である。
 
PS
「子どもに知識や技を与える」
どのような教師なのか
なかなかイメージが持てない。
 
「百聞は一見に如かず」
 
である。
その人に出会うことである。
8月11日の技量検定セミナーへ
東京や兵庫から
プロ教師がやってくる。
そこで出会うことで
イメージがより鮮明になる。
 
もっと知るためには
「話す」こと。
よく言われるのは
「学びの半分はセミナー。
 残り半分は懇親会。」
よければ、
講師と卓を囲みながら
話してください。
悩みをぶつけてください。
セミナー案内は以下。

 

 

-稲嶺保-

  

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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