From:太田輝昭
書斎より、、、
新学校は何もかも新鮮だ。
子どもの様子を観察する。
「へ~、そうするんだ」
私は、進学校、ちょっと学力が低い学校、
そして、文武両道を目指す学校にこれで赴任したことになる。
だから、ほぼすべての子どもを見てきたことになる。
おおよその子どもの様子が分かるようになった、、、
行事の一つ一つの子どもの行動に性格が出てくる。
何ができて、何ができないのか。
このような子どもを1年かけて、どのように伸ばすのか。
思案する、、、、。
今週から、本格的な授業に入っていく。
さて、さて、
前回のブログで
授業の組み立てを
********
①集中
②集中
③集中
④集中
・・
********
と書いた。
もう一つ、
*******
①できる
②できる
③できる
④できる
・・・
*******
と組み立てることもまた、極めて重要だ。
「できる」とはどんな子にも、、、だ。
「できる」=自己肯定感
が高まるからである。
集団には、
運動が得意な子、
苦手な子
がいる。
得意な子は、何度でもチャレンジして、
できるようになる。
もともと、運動は得意だから、、、
しかし、苦手な子は
「すぐあきらめてしまう」
「自分はできない」と思ってしまう。
苦手な子もできるようにするのが、
教材・教具の力であり、教師の指導力である。
あるセミナーで、私の授業の入りに、
①1枚目:なぞり書き
②2枚目:1枚目の穴埋め
③3枚目:2枚目の順番を変えての穴埋め
を紹介した。
このステップも同じように、「できる」「できる」と組み立てている。
教具の力でも「できる」ようにする。
教具の中で、「スーパーとびなわ」がある。
(小学校の教具として作成された。
これを中高も使用している)
「なわとび」は子どもの運動量を確保する。
子どもが進んでやるシステムになっているので、
教師の手がかからずとも、子どもは夢中になって、運動していく。
級表があるので、チャレンジしていくシステムとなっている。
4つの利点がある。
①グリップが長いので回転力がつき二重とびがすぐできる。
②中がつまっている。
適度な重さなので、回しやすい。
③ハトメとワッシャーがスムーズな回転を生み出す。
④なわとび級表A、Bがついている
自分のペースで上達できるステップになっている。
「もの」にこだわるのもプロの必須要件だ。
ーおおた てるあき
P.S.
スーパーとびなわはこちらに詳しい。
http://www.tiotoss.jp/products/list.php?category_id=65
4月30日までキャンペーンなので、通常より安くなっている。
P.P.S.
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特典〆切は4月20日(金)まで。
https://t-introduction.jimdo.com/
太田輝昭
沖縄県立公立高等学校 保健体育科教諭 TOSS沖縄代表
「知的な学びは楽しいもの」のモットーのもと、授業の腕を上げるために日々、研鑽している。TOSS授業技量検定三段。剣道教士七段。琉球古典音楽野村流音楽協会新人賞。京都教育大卒。琉球大学院教育学研究科教育専攻保健体育専修卒。琉球大学医学部保健学科博士後期課程在学中。単著『「平泳ぎ」「クロール」で25m泳げる10のステップ』(明治
図書出版)編著『高校生が夢中になる知的な授業』(明治図書出版)、共著『沖縄から平和学習へのメッセージ』他多数
H25文部科学省委託事業「教員の資質能力向上に係る先導的取り組み支援授業」受託。