教師人生の財産を手に入れる

 From:稲嶺保

 

最近、
テレビの前に座ることが少ない。
夏休みになり、
「ちむどんどん」
「オールド・ルーキー」
そして、再放送の
「相棒」
は見ている。(ほぼ録画したものだが)
 
めずらしく釘付けになった。
「ジャンクスポーツ」。
企画名は、
「スポーツ漫画特集」
である。
「スラムダンク」
「アオアシ」
「ダイヤのA」
20位の中で読んだことのない作品は
「1つ」だった。
それも、昨日で読破。
夏休みをしっかり楽しんでいる。
 
本日の研修。
午前中
①「〇〇〇for schoolを活用した授業づくり」
午後
②「〇〇教育指導者養成講座」
夜から
③「図工セミナー」
④「学級経営セミナー」
と続く。
対面は、①のみ。
他はすべて「ZOOM]である。
 
①の授業づくり。
講師が模擬授業を示す。
その模擬授業をもとに、
参加者が授業づくりを行う。
条件が
「講師の組み立て通りに行うこと」
である。
型が決められている。
そこに、自分の構想をはめていく。
教材(動画)もあるので、
1時間の計画が10分足らずで完成した。
 
通常の授業も同じである。
教師はそれぞれ、自分の型を持っている。
国語の授業の型。
算数の授業の型。
社会も、体育も、道徳も。
ICTの活用を考える時も、
型のどの部分で活用するかを考える。
ICTを使った方がよいのか、
アナログがいいのか、
判断の基準は子どもの事実である。
 
このように授業の型を持つ。
採用された時期の型は、
「恩師の授業」
である。
自分が受けてきた授業が型になる。
それが良いのか、悪いのか
「判断基準」
がない。そのまま、授業する。
もしくは、
学校の「〇〇スタイル」の型である。
「型」として設定されているが、
「実証」されているものは少ない。
それで子どもの力がついたという
「子どもの事実」
「教師の腹の底からの実感」
があるかどうか、検証されることはほとんどない。
 
様々な授業に出会うことである。
それが、力のある教師ならさらによい。
それを真似てみる。
すぐにできるはずはない。
ただ、続けることで変わっていく。
子どもたちが、どう変わっていくか見ていく。
くり返し行うことで、
その効果が、
その意図が見えてくる。
自分の授業の型を確立する。
教師人生の財産になる。
 
~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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