どうする?道徳の評価!

From:稲嶺保

 

 

 

週末、土曜日は
サークル。
日曜日は、読書。
 
と言っているが、
実は漫画喫茶へ。
「沈黙の艦隊」
にはまっている。
 
今日は、
すっきりして出勤。
そして、夕方は湯船へ、、、
 
特別の教科 道徳。
 
授業はもちろんだが、
「評価」
についても、様々な情報が
出されている。
 
先日、指導要領改定にも関わった
毛内 嘉威 氏
(秋田公立美術大学美術教育センター教授)
の研修会に参加することが出来た。
 
よい子のあゆみの
例文を示していただいた。
 
それを、文末に注目して
いくつかに分類した。
 
 1)〇〇〇を通して、教材の人物のよさについて、しっかり考えるようになっています。
 2)〇〇について、自分なりの見方を深めるようになっています。
 3)教材の人物の置かれている状況を、他の場面や自分の生活場面に置き換えて考えることで、様々な見方があることに気付き、よりよい生き方についての自分なりの考えを深めようとしています。(そのまま使えそうです)
 4)~、教材の場面を一般の生活に広げて考えることで、様々な見方があることについて自分なりの考えをもとうとする姿が見られます。
 5)~、どうすればいいのか、友だちと話し合いながら解決しようとする姿が見られます。
 6)~、よりよく生きることについて、自分の思いを深めています。
 7)~、道徳ノートにしっかり書いています。
 8)~、自分なりの課題を道徳ノートに書いています。
 9)~、これからの自分の生き方や生活の仕方について学んでいます。
 
この文末表現をもとに
授業の感想から
評価文を作成した。
 
教材は、
2年生「ぎおんまつり」
価値項目は「伝統文化」
である。
 
A 今日は、ぎおんまつりのおべんきょうをしました。
 わかったことは、人が大ぜいのほこをもちあげてすごいなと思いました。
 これからもつづけてほしいです。
→伝統文化について、それを続けていく大切さを知り、よりよく生きることについて、自分の思いを深めています。
 
H 今日は、ぎおんまつりのおべんきょうをしました。
 わかったことは、いろいろなおまつりがあることがわかりました。
 これからは、いろいろなしゅるいのおまつりに、いってみたいです。
→伝統文化について、様々なお祭りに行ってみたいと興味をもち、文化を尊重しようとする様子が見られます。
 
「1時間の授業で評価すべきではない」
という意見もある。
 
先週のサークルで
ある先生から
「1学期の評価は、1教材で行い、2学期以降について複数教材で子どもの変化を評価する。(文責:稲嶺)」
と教えていただいた。
 
ただ、どのように評価するにしても
「児童の考え」
は残しておかなければならない。
 
A,Hとして紹介した
2人の感想に気づいただろうか。
 
2人とも
「感想のフォーマット」
にそって書いている。
 
山口県の河田孝文氏が
提案したものである。
 
 今日は、〇〇〇〇の勉強をしました。【資料名・徳目・学習内容】
 分かったことは、□□□□ということです。【感動したこと】
 これからは、~~~~~~~~~にしていきたいです。【考えの変化・決意】
 
現在、
このフォーマットにそって、
感想を書かせている。
 
例えば、「あぶないよ」
では、以下のような感想が出された。
 
B 今日は、あぶないよについておべんきょうしました。
 わかったことは、一人でかえることはちょっとあぶないということです。
 これからも友だちといっしょにかえるようにしたいです。
I 今日は、あぶないよのおべんきょうをしました。
 わかったことは、あぶない人はみためで分からないということです。
 これからは、あまり一人でかえらないようにしようと思います。
 
まだまだ、
勉強中である。
少しでも、
参考になればよいが、、、
 
PS
現在、授業についても
勉強中である。
道徳の教科書を活用する
が大前提なので、
そこへ
「プラス1」
である。
 
TOSSの教材や
児童の作文
偉人の伝記
など、組み合わせることで
児童の考えを
より深めてくれる
と考えている。
 
早ければ、
3月、4月の
教え方セミナーで
紹介する予定である。
 

 

-稲嶺保-

  

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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