〇〇の指導は授業で行う

 From:稲嶺保

 

 本日は、児童3名がオンラインで参加。

5時間目の授業は、社会。
先日の教え方セミナーで紹介した
「集合知」の授業。
 
子どもたちがテーマについて活動を行う。
①教科書や資料集から情報を集める。
②情報を共有する。(板書)
③質疑応答を行う。
④本時のまとめを行う。
 
教師も時に介入するが、
ほぼ「子どものみ」で授業が進む。
 
オンラインで質問があった。
「太郎さんに質問です。」
「はい。」
そのオンライン上のやりとりを
教室で聞いている。
メモしている子もいる。
1年前では、考えられなかった風景である。
 
本日、4月最初に行った
「はじめテスト」
を返却した。
前学年の漢字と計算である。
(4月段階でテストへの修整済み)
テストの点数に驚く。
「こんなに悪かったの?」
ある男の子が言った。
「この時は悪かったけど、今はできるから。」
計算もそうだが、
一番は「漢字」である。
 
「漢字」の学習。
最近は、減ってきたが授業で扱わず、
「宿題」で扱う教師がいるという。
宿題で力がつくならば、教師の必要性が薄れる。
授業で扱うからこそ、子どもに力をつけることができる。
 
「漢字スキル」を使用している。
月曜日から金曜日までのサイクルで学習する。
月・火曜日が新出漢字の練習。
水曜日が新出漢字を含む10問のテスト練習。
木曜日が漢字テスト。
金曜日が間違った問題だけのテスト。
のサイクルで行う。
 
その中で、漢字の学習の仕方を教える。
小学校の頃、宿題で
「漢字〇ページ」と出されたことがある。
1行の漢字練習。
漢字のへんだけを続けて書き、
次につくりだけを続けて書いたことを覚えている。
ノートを「埋める作業」である。
 
漢字指導にもいくつかの方法がある。
その一つは、
「赤ねこ漢字スキル」
を使った指導である。
 
正しい使い方をすることで
子どもたちの力を伸ばすことができる。
子供たちに自由に進めさせたり、
宿題で進めさせたり、
は、本来持っている教材の力を半減させてしまっている。
 
正しい教材の使い方(ユースウェア)を学び、
子どもたちに授業で力をつける。
それが教師の仕事である。
優れた教材を
教師の仕事の相棒である。
 
今週末は、「国語」と「道徳」の
教え方セミナーを開催します。
年度末業務で忙しい中ですが、
教師の引き出しを増やしに来ませんか。
お待ちしております。
 
PS 
よければ、内容を以下よりご確認ください。
お申し込みも、もちろんお待ちしております。
~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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