From:太田輝昭
書斎より、、、、
10月から正規の授業が開始され、
「10月は祝日がないからハードだな~」
と同僚のぼやき(同感!)。
コロナ禍での分散登校からの正規の授業が再スタートした。
高校3年生の担任としても、
「総合型推薦」の調査書作成、推薦委員会資料作成が終わり、
「指定校推薦」「学校推薦」の「推薦書」作成が
我がクラスで20名いる。
クラスの半分が「学校推薦」で出願する。
「へ~、こんな沢山?」
気合を入れているところだ(気合だけ?・・・)
さて、さて、
高校では、来年度、新学習指導要領、年次進行で
研修等、現場での議論が多々ある。
(小学校、中学校は現在実施中で、いろんな課題が
表出していると思う)
1週間ほど前、
同僚の体育教師と次の議論をした。
8月の体育の指導主事からの研修で、、、、
資料の中に次があった。
サッカーの「指導と評価」の作成例で、
「評価機会」の部分。
4時間目 「態度」の評価の部分。
「健康・安全に留意している」を
4時間目で評価するとなっている。
もし、仮にその4時間目で
「健康・安全に留意している」ことで
「A」と付けた場合。
その他の時間、
例えば、2時間目では、
「健康・安全に留意している」で
「B」。
5時間目で、
「C」だった場合。
4時間目で評価した「A」を変えるのか、
変えないのか。
変えるなら、どのような評価になるのか。
ちなみに例では、
「態度」で、
「①練習の補助をしたり仲間に助言したりして,仲間の学習を援助しようとしている。」
は7時間で評価するとなっている。
「②健康・安全に留意している」は4時間目で評価するとなっている。
2項目で「態度」を評価する。
その2項目が
バスケットボールの「態度」の評価になり、
学期末の評価(他種目の合算)の総括評価に反映される。
どうだろう?
先の例で、
4時間目に「A」、2時間目に「B」、
5時間目に「C」
・・
どうなる?
結構、矛盾が多いのでは?
現場では、混乱が見受けられる。
12月のジャパン体育分科会では、
「指導と評価について」何らかの提案をしていきたい。
数名の発表者はそのことについて重要な提案をする予定だ。
あなたにとっても授業実践の一助になるのは間違いない。
こちらから。
2021年TOSS中学高校ジャパンセミナー
12月26日(日)東京ビッグサイト
詳しくはコチラから。
Home | TOSS中学JAPANセミナー2021 (wixsite.com)
ーおおた てるあき
P.S.
2021年TOSS中学高校ジャパンセミナー
12月26日(日)東京ビッグサイト
詳しくはコチラから。
Home | TOSS中学JAPANセミナー2021 (wixsite.com)
P.P.S.
おススメ。
エネルギー教育シンポジウム
(オンライン)
無料。
申込は以下から。
https://forms.gle/JkftQnssihL3Cx637
P.P.P.S.
『教育トークライン』
80ページにわたる優れた授業実践が掲載されている。
QRコードから動画も見ることができる。
https://www.tiotoss.jp/products/detail.php?product_id=14
太田輝昭
沖縄県立公立高等学校 保健体育科教諭 TOSS沖縄代表
「知的な学びは楽しいもの」のモットーのもと、授業の腕を上げるために日々、研鑽している。TOSS授業技量検定五段。剣道教士七段。琉球古典音楽野村流音楽協会新人賞。京都教育大卒。琉球大学院教育学研究科教育専攻保健体育専修卒。琉球大学医学部保健学科博士後期課程在学中。単著『「平泳ぎ」「クロール」で25m泳げる10のステップ』(明治
図書出版)編著『高校生が夢中になる知的な授業』(明治図書出版)、共著『沖縄から平和学習へのメッセージ』他多数
H25文部科学省委託事業「教員の資質能力向上に係る先導的取り組み支援授業」受託。