プロ教師は準備を怠らない

From:稲嶺保

 

 

書斎より、、、
先週で、修了式を終え、
今日は、「教室の片づけ」
資料が多い。
「学級文庫」
「かるた」
「フラッシュカード」
などなど、教材がほとんどである。
 
車へ移動しやすいように
広場へ運ぶと、
「6畳間分」。
次の勤務校へ持っていくが、
心配である、、、
なかなか断捨離ができない、、、
 
荷物を運んだので腰が痛い。
もちろん、湯船へ、、、
 
昼食は学年で食事へ。
主任がおススメの
「カレー屋」へ。
10分ほどで出てきたのが
写真のカレー。
 
従業員2人で
10人程のお客をさばく。
(料理も含めて2人である)
 
手際はもちろんだが、
やはり、
「準備」
である。
事前の準備をしっかりしているから、
気持ちのよいサービスを
提供することができる。
 
今月の「教育トークライン」
河田孝文氏の論文で
「教科を問わず授業びらきで心すべきこと」
として、以下の3つを示している。
 
①「勉強って楽しい」と思わせる。
 
「楽しい」
にも、いくつかの種類がある。
「ワクワクする授業」
ともう一つが、
「できる、わかる授業」
である。
 
目立たない子が活躍できる授業である。
今までできなかったことが、できるようになった授業である。
教師が引きだしをもっていればよいが、
なかなか難しい。
 
だからこそ、先人から学ぶのである。
「追試」
である。
先輩教師の授業を
「そっくりそのまま授業する」
のである。
向山洋一氏の授業がおススメである。
「口に二画の授業」
が有名である。
ただ、追試するなら、そっくりそのままである。
ポイントを外すとその効果は
「10分の1以下」
になる。
質の高い学びが必要である。
 
②学習のしつけをする。
 
・教科書のもち方。
・授業の準備。
・ノートのかき方。
・話の聞き方。
 
4月の段階で
「しつけ」
をしていく。
子供たちは、春休みで「リセット」したと
思った方がいい。
 
「しつけ」も一時に一事である。
一度に二つも、三つも言っても、
上手く残らない。
 
一時に一つの「しつけ」である。
そこに「ほめる」要素が加わるとさらに良い。
 
例えば、
「教科書を両手で持って音読」
を身に付けさせたい。
 
「教科書は両手で持ちます。」
だけで聞くのは、学級の半分ほどである。
 
個別に注意しても、
すぐ元に戻ってしまう。
でも、
「〇〇さんの教科書のもち方がいい。」
とほめると、8割がほどがよくなる。
(そこから高めるには微細技術が必要)
 
しつけは、
授業の中で
一時に一事を
ほめながら
行う必要がある。
 
そして、河田氏の3つめは、、、
 
 
 
これは、トークラインをお読みください。
「プロ教師は、身銭を切る」
という言葉がある。
自分の技術を高めるために
「身銭(お金)を使う」
無料(タダ)もいいが、
有料だと聞く側も
さらには、話す側も緊張感がある。
だからこそ、質の良い学びが得られるのである。
 
教育トークラインの
申し込みは以下より。
 
今の時期の準備が
「一年」
を左右する。
プロ教師は、準備を怠らない。
 
PS 
「追試」について、
3月29日(日)の教え方セミナーで
講座を行う予定であった。
第6講座 
「オレ勉強できるかも」と思わせる!
やる気を高める黄金の成功体験授業は4月に最も効果を発揮する
~学習が苦手な子にとっては授業はいつもチンプンカンプン。
 分からないからやる気もダウン。
 「できた」「楽しい」と思わせる授業を紹介~
 
今回、「コロナウィルス」の影響で
「セミナー開催」は断念、、、
しかし、「YouTube」での動画配信が決定した。
以下より、お申込みで視聴ができる。
 
上記のURLから、他の申し込みも可能である。
春休みの学びにご活用ください。
 

 

-稲嶺保-

  

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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