趣意説明の原則

 

From:太田輝昭

 

日曜日の夜のスターバックスにて、、、、

 

「趣意説明の原則」というものを知っている?

 

授業の原則みたいなもの。

 

子どもを指導するときに、説明するもの。

これを言うだけで子どもの動きが多少変わる。

いや、すごく変わる!

 

自発的になる。

人というのは、「なぜ、それをするのか」という趣意が分かれば、主体的に動こうとする。

意味が分かるから、納得して、動くようになる。

 

授業の中で、何気ない指示をする場合、重要な指示をする場合に、この原則を使ってみるとよい。

 

例えば、私は勤務校で、女子の水泳の授業。

最初のオリエンテーション。

 

*****

さあ、水泳が始まりました。

先生の友達で、とってもとっても美しい先生がいて、、、

社会の先生で、、、

 

その女性の先生が言っていたのだけど、、

若い10代は、皮膚の新陳代謝がいい。

若い時は、少しの日があたっても大丈夫。

 

むしろ、あてて、皮膚を鍛える。

20代後半なると、ちょっと肌は気にしないといけない、、、

紫外線とか、、

 

でも、10代は大丈夫。

鍛えなさいと、、、

 

また、女優は、必ず運動をしている。

汗を流して、血行を良くして、肌がきれい。

 

水泳をよくしている。

水泳は水圧で、肌の刺激にもなる。血行も良くなる。

リラックスして楽しい。

水泳アクアビクスでもいい。

水中で動くことで更に美しくなる、、、、

*****

 

女子は、水泳嫌いが多い。

水着になって入水すること、抵抗ある生徒もいる。

 

水泳する意義を「趣意説明」として説明する。

ちょっとでも意識が変わればいい、、、

前向きに取りくんでくれればいい、、、

 

 

余談だが、水泳の場合、水の事故の事例を必ず3件ほどする。

危険が伴うものだから、念には念を入れる。

生徒の目を見て、しっかり伝える。

  

 

ー太田輝昭

 

 

 

P.S.

まだ夏休みボケ?私のことだよ。

勤務での日常に慣れれば、、と思う。

 

11月20日(日)文部科学省の事業「総合的な教師力向上のための調査研究事業」が沖縄である。

そのセミナーで模擬授業をする。

その教材研究を行い、授業作りをする。

 

 

 

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太田輝昭

沖縄県立公立高等学校 保健体育科教諭 TOSS沖縄代表 

「知的な学びは楽しいもの」のモットーのもと、授業の腕を上げるために日々、研鑽している。TOSS授業技量検定三段。剣道教士七段。琉球古典音楽野村流音楽協会新人賞。京都教育大卒。琉球大学院教育学研究科教育専攻保健体育専修卒。琉球大学医学部保健学科博士後期課程在学中。単著『「平泳ぎ」「クロール」で25m泳げる10のステップ』(明治

                図書出版)編著『高校生が夢中になる知的な授業』(明治図書出版)、共著『沖縄から平和学習へのメッセージ』他多数 

                H25文部科学省委託事業「教員の資質能力向上に係る先導的取り組み支援授業」受託。




  

 


 

  

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