新年度の戦い始まる

From:稲嶺保

 

新学期初日。
新職員を迎えての一日。
緊張あり、
仕事あり、
で疲れたはずである。
 
4年前を思い出す。
勤務校5年目。
ついにラストイヤー。
今年度ももちろん、
仕事を楽しむ。
 
そんなことを考えながら、
今日もいつも通り湯船へ、、、
 
今週1週間は、
ほぼ会議と研修。
 
「黄金の三日間」の準備、
と思いながらも、
なかなかできない。 
 
隙間時間を見つけて、
名前を覚える。
教務必携にゴム印を押す。
教室を片付ける。
毎年のことである。
 
ゴム印を押しながら、
「〇〇さん」と
名前を呼ぶ。その横には、
児童の「顔写真」。
そうやって覚えていく。
 
3日間の準備。
大事な準備がもう一つある。
今日もしくは明日が
学級の一年を決める。
 
前回、前々回のブログでも
紹介した
「武器(教材)」
である。
 
これは、いくら途中で
後悔しても取り戻せない。
1年間、
「使わなければいけない。」
しかも、保護者から
「教材費」
を頂いているので、
「使い切らななければいけない。」
教材である。
 
だからこそ、
「教材選び」は慎重になる。
 
よい教材は、
教師の「武器」であるとともに、
子どもにとっては、
「パワーアップアイテム」
でなければならない。
 
実は、昨年
「あかねこ計算スキル」
を担当学年で取ることができなかった。
「30円安いドリル」
教材を取ることに決まった。
その教材を持ち帰り、
どう授業するか考える。
どうやっても、
「あかねこ計算スキル」
という武器には勝てない。
そこで、学年主任にお願いした。
「すいません。
 算数のドリルをうちのクラスだけ
 “計算スキル”を使われてもらえませんか。
 授業で活用できるのがこの教材なので。」
学年主任の懐が深く、
即快諾。
「30円はどうするの?」
「私が出します。」
で決定した。
30円×28名分×2学期分
「1680円」
である。
その負担だけで、昨年度、
「計算スキル全員100点」
「計算スキル全員100点パーティ」
「スキル大好き。」
という子どもの事実が生まれた。
 
教材選びは、
それほど重要である。
絵やキャラクターではない。
「子どもの事実」
「教師の腹の底からの実感」。
教材選びにも
その視点が必要である。
 
PS 
今年度は、以下の教材を学年で採用した。
①あかねこ漢字スキル
②あかねこ漢字スキルノート
③話す・聞くスキル
④うつしまるくん
⑤正進社国語テスト(プレテスト、まとめテスト付き)
⑥あかねこ計算スキル
⑦正進社算数テスト(プレテスト、まとめテスト付き)
⑧TOSSノート(道徳用)
である。
今年も子どもをパワーアップさせる
「アイテム」
が揃えることができた。
 
さらにPS
教材には、ユースウェア(使い方)がある。
よい教材も
「ユースウェア」
でその威力(効果)が変わる。
それを学べるのが
「サークル」や「セミナー」
です。
今週末もセミナーがあります。
4月6日(土)14時~
沖縄市社会福祉センター2階
「学級のシステムづくりが教室の安定につながる
 ~低学年編~」
よければ、お越しください。
「授業パーツ」として、
「話す聞くスキル」の模擬授業や
「うつしまるくん」の映像も
紹介する予定です。
原理は、低学年も高学年も
ほとんど変わりません。
よければ、お越しください。
申し込みは以下から。
 

-稲嶺保-

  

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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