プロは先達に学ぶ ポイント5

From:稲嶺保

 

 

 

現在、秋休み中。
本日、めずらしく家族4人
そろったので昼食へ。
予想通り食べ過ぎたので、
夕食は無しで、湯船へ、、、
休みということで
読書と思っていたが、、
DVDを借りてしまった。
「美女と野獣」
そして、
「名探偵コナン」
2本を観て、
読書に突入する。
(予定)
学びを記した
ノートがある。
「向山塾NOTE」
と呼んでいる。
B6版の小さいノート。
中には、
向山実践
向山先生のセミナーでの言葉
を中心に
多くの先生方からの
「学び」
を記してある。
その中から、
「プロは先達から学ぶ」
を読む。
5つの文が紹介されている
1プロは一度、先人から学ぶ。
 または、先人と戦う修業をこえて、
 しかるのちに、自分の道をつくっていくのである。
『向山全集1』P.29
先人から学ぶ=追試
ととらえる。
これまで多くの追試を行ってきた。
「とび箱指導」
「口に二画の授業」
「漢字ビンゴ」
など。
最近、その追試する数が
減ってきている。
いつの間にか、
日々の業務に終われ、
または、慣れから
「追試」
が不足している。
以前、
追試をしたら、
必ず報告をあげること
を小嶋先生から
教えてもらった。
どんなに拙い実践で
あろうとも
学びがあるはずである。
今一度、
「追試」
の頻度をあげていく。
2どんな道でも、プロになる道は同じである。
 まず基本を身につけること
 そのうえで、自分なりの工夫をしていくのである。
『向山全集1』P.29
「基本」とは
何かを考える。
いつも立ちかえるのは、
技量検定D表の5項目である。
①授業の始まり(15秒)のつかみ
授業開始で無駄な事
をしない。
スッと授業に入る。
日々、意識することで
それが修行となる。
②子どもへの目線
どうしても
「にらむ」
になりがちである。
プレッシャー
を与えることもあるが
「包み込む」
ことが大切である。
とは言え、
よく目が合う子は
慌てて鉛筆を走らせるのだが、、、
③あたたか表情・対応
表情はやはり、
「笑顔」
である。
以前、指導後、
女子児童から
「先生、笑顔で指導するのはやめてください。」
と言われたことがある。
そこまでではないが、
「笑顔の教師」
には余裕が生まれる。
その笑顔を
保つことである。
もちろん、
教室でも、
廊下でも、
職員室でも、
どんな時でも
保である。
だから、学校に到着し、
車から一歩降りる際、
自分のスイッチ
を入れる。
明確な発問・指示
未だに、
明確な指示を出せている
自信がない。
早口でよくわからない
可能性も高い。
ただ気を付けていることは
・発問・指示は短く
・発問と指示はセットで
ということである。
発問だけだと
児童は何をしていいか
わからない。
ノートに書くのか
発表するのか、
友達と話し合うのか。
「何をするか」
指示することで
児童は安定する。
⑤心地よいリズム
心地よいリズム
難しい。
気をつけていることは
「空白」
をつくらないこと
である。
できる子も
もちろん、
できない子もである。
できた子には
ノートを持ってこさせる。
黒板に書かせる
できない子には、
赤鉛筆で
薄く書いてあげる。
黒板を
写させる。
少しでも空白を
作らないことで
リズムを生み出している。
これら
D表の5項目
授業を振り返る
指針である。
3プロの高段では
「定石を身につけた後に定石を忘れる」
という言葉がある。
『向山全集1』P.33
まだ、その領域に
たどりついていない。
いつか、
その世界が見たい。
4プロに習うと、なぜ腕はあがるのか。
 それは本手しか教えないからである。
『向山全集1』P.34
通常、
研究授業を行う。
すると、
「よかった」
ことが並ぶ。
指導主事が
授業を見にくると
「めあてが、、、」
「掲示物が、、、」
などの話。
それでは、
力がつかない。
本手とは、
授業について
触れることである。
授業の何がよく
何がよくなかったか
明確に示すことである。
さらに、
プロはそこに
「代案」
を示す。
それを授業で
やってみせる
のである。
だからこそ、
プロなのである。
5すぐに使える技術をできる限り多く見につけること。
 これが、プロの最低条件だえる。
 すぐに使えない技術を身につける努力をすること
 つまり修業を続けること
 これが、プロの基本条件である。
『向山全集1』P.96
修業を続けること
本を読むこと
文を書き続けること
英語に触れること
そして、
向山先生の本で一日をスタートすること
今、続けている修業である。
時々は遅れることもある。
それでも、
毎日続けている。
特に
「英語」
はいつ使えるか分からない。
それでも、
英語に触れること
(読み・書き)
英語教室に通うこと
を続ける。
学ばない教師は
子どもに底を
見透かされる。
「口ばっかり」
と読まれる。
だからこそ、
学び続けるのである。
ある先生は長期休み後
どんと教卓に
本を置く。
休み中に読んできた本
50冊
だったそうだ。
「これだけ
 俺は学んできたんだ」
というアピールである。
教師が学ぶからこそ
子供も学ぶのである。
教師の修業に
ゴールは無い。
常に学び続けなければ
ならない。
そう教えてくれているように
思える。
PS 今週秋休み予定
火曜日 修学旅行下見
水曜日 日直・願書
    教材研究(エイサー)
木曜日 午前 ラグビー教室チラシ配り
    (読谷・嘉手納小中へ)
    午後 協賛願いで地域の企業へ
金曜日 夕方からサークル
これも、
修業かな、、、

 

-稲嶺保-

  

 

 

 

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稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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