From:太田輝昭
書斎より、、、
先週の土曜日に、サークル例会を開催した。
質問があった。
「締め方はどうしたらいいでしょうか」
よく、同僚から
「締めてほしいのですけれど、、、」
とか、
「締めようか・・・」とかよく言われる。
人間の心理として、
4月最初の生徒は誰もが緊張している。
1週間、2週間・・・と経つ度に、
「慣れてくる」、、、。
緩んでくる、、、。
5月、6月、7月と、、
そして、2学期と、、、
「たるんでくる」といってもいいかもしれない。
これは、人間としての「自然の現象」。
そうなるのは当たり前。
それを理解した上でどうするのか。
結論として、
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「黄金の3日間」に戻れ!
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ということ。
(別の言い方だと「初心に戻れ!」ということ)
それほど、「黄金の3日間」は重要。
学級開きにした
ルールをもう一度、生徒と確認すること。
一つ、一つ、、、。
担任の「方針」は何だったのかを確認すること。
(これを聞いて、方針を思いだせないのはよくないですよ。
なんだってけ?とか、、、。私たちは思い付きの仕事をしていない。
すべての教師の行為は、意味を持って仕事をしている。)
「黄金の3日間」のことを、繰り返し、繰り返し、何度も何度も言い聞かせて、学級に定着させていく。
これに尽きる。
更に、プラスして
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楽しいことをしていく。
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学級だったら「イベント」。
授業だったら、「楽しい授業」「知的な授業」。
「夢中になる授業」「熱中する授業」。
「楽しい授業」は自然と教師の空気が張りつめていく。
説明型の授業はツマラナイ。
子どもは退屈になる。
ネチネチ説教も効果なし。
少しそれたが、「シメル」という言葉、
子どものための言葉ではなく、教師のための言葉。
12日に東京の戸村先生にお越しいただく。
「魔の6月」をどう乗り越えるのか。
荒れは授業から始まる。
楽しくないからだ。
どこをどう改善するのか、どこが重要なのか。
「荒れさせないため」にどうしていくのか。
を語っていただく。
午前中は「郵便セミナー」。
午前と午後の「魔の6月セミナー」とセットで参加すると
超割になっている。
この機会に是非、ご参加を。
ーおおた てるあき
P.S.
5月12日(土)
なは活動支援センター
午前「郵便セミナー」、午後「魔の6月の対策セミナー」
東京から戸村隆之先生にお越しいただく。
今回は、特に授業に特化した予防法を教授していただく、、、。
申し込みはこちら。
問い合わせ先
太田輝昭
沖縄県立公立高等学校 保健体育科教諭 TOSS沖縄代表
「知的な学びは楽しいもの」のモットーのもと、授業の腕を上げるために日々、研鑽している。TOSS授業技量検定三段。剣道教士七段。琉球古典音楽野村流音楽協会新人賞。京都教育大卒。琉球大学院教育学研究科教育専攻保健体育専修卒。琉球大学医学部保健学科博士後期課程在学中。単著『「平泳ぎ」「クロール」で25m泳げる10のステップ』(明治
図書出版)編著『高校生が夢中になる知的な授業』(明治図書出版)、共著『沖縄から平和学習へのメッセージ』他多数
H25文部科学省委託事業「教員の資質能力向上に係る先導的取り組み支援授業」受託。