アマ教師が身につけておきたい教育技術10

From:稲嶺保

  

 

 

台風7号で臨時休校。
実は、昨日まで
名古屋にいた。
 
日曜日の朝、沖縄に戻った。
午後の便だったものを
朝1便(6時発)に変更。
やっぱり、
「ついてるなぁ」
と勝手に思いながら湯船へ、、、
 
名古屋の
「向山・谷塾」へ参加した。
学びも多かったが、
やはり、人と会うのが楽しい。
セミナーで、懇親会で話す。
その中で、
「同じ年です。」
「先生、(年齢が)近いですね。」
となると一気に親近感が生まれる。
また、新たな仲間に
出会うことが出来た。
 
そろそろ本題へ、、、
 
セミナーでの学びである。
伴先生の講座で
「アマ教師が身につけておきたい教育技術10」
があった。
 
「TOSSの先生方は当たり前」
と話されていたので、
ドキドキしながら聞いていた。
 
少しだけ紹介する。
 
①発問・指示をする
 
発問と指示は常にセットである。
 
しかし、
「発問のみ」がときどき見られる。
発問に対して、
子供が何をするのか、
「書くのか」
「話し合うのか」
その指示がないのである。
 
また、発問指示をしても
対応が
「挙手指名」だけになると、
「いい子」だけが活躍する授業になってしまう。
 
できる子も、
できない子も、
活躍できるのが授業である。
 
 
②ノートに書かせる
 
①と同じであるが、
発問後、
「ノートに書きなさい」
とやるべきことを示す。
 
指示がないことで、
「空白時間」が生まれる。
 
さらに
③ ノートを持ってこさせる
 
子どもの席へ、
「丸つけ」に行く。
 
研究授業でもよく見かける。
 
ただ、多くは、
挙手して待たされている児童
がいるし、
丸ともらって、時間を持て余している児童
がいる。
 
だからこそ、
教師の元へ持ってこさせる
のである。
 
4月から、丸付けの
「動線」
をつくり、丸付けを行う。
子どもの「空白時間」を消していく。
 
④ノートに先生が丸をつける
 
当たり前のように思える。
ただ、
「1時間で全員のノートに丸をつける」
となると難しいのではないか。
それも「授業の中で」である。
 
丸をつけられると嬉しい。
うちのクラスの子は、
丸をつけるガッツポーズをとる。
 
激励するとともに
「確認」である。
 
子どものできている、できていない
を確認するのである。
 
⑤ 黒板に書かせる
 
「黒板は子どものノート」
と聞いたことがある。
 
黒板に担任が書くのは
「最小限」
にとどめる。
 
「3秒目をはなすと学級がくずれる」
 
手いたずらをはじめる
手紙をまわす
教室をぬけ出す
 
それらは、「教師の目」をぬすんで
行われる。
 
授業は、ある意味
「戦い」
である。
目をそらしたら負けである。
(言い過ぎかな、、、)
 
黒板に書くことは、
児童の自信にもつながる。
 
いい子だけがいつもいつも
書くわけではない。
一人一人に書くチャンスが
与えられる。
 
自分の考えに
⑥ 名前を書かせる
 
ことで、自分の意見に
責任を持たせる。
自らの名前が
黒板に書かれていることで
「自己肯定感」
も高まる。
 
残り4つは
7月のサークルで紹介します。
(希望があればですが、、、)
 
アマ教師が身につけておきたい教育技術10
TOSSなら当たり前
と言われたが、一つ一つを考えると
そこには深い思想がある。
(まだまだ浅いのですが、、、)
 
これらが
「なぜ、必要か。」
「子どもにどんな力をつけるのか。」
説明できるのが
「プロ教師」
である。
 
PS 今月のサークルで
「向山・谷塾」
の学びを伝える。
以下が学びである。
 
・技量検定で伸びる人の条件
・感想の書かせ方
・熱中する授業にある技術
・所時物の原則(机の配置)
 
また、谷和樹先生の
「授業のベーシックスキル7」
という書籍も手に入れた。
 
下記の日程で行います。
日時:7月14日(土)10時~
場所:沖縄市社会福祉センター
 
資料の準備がありますので、
参加される方は連絡をお願いします。
さらにPS 今後のサークル日程
7月14日(土)10時~
8月8日(水)14時~
※スィーツ例会
9月8日(土)10時~
場所はすべて
「沖縄市社会福祉センター」
です。

 

 

-稲嶺保-

  

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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