「ほころび」を見抜く力

 

From:太田輝昭

 

スタバより、、、

 

「うちの学級は大変だ~」

「どうしらたいいだろう」

「言う事を聞かなくて、、、」

 

7月、11月頃、こんな言葉を職員から聞く、、、。

 

そうなんだ。

学級が荒れているんだ。

 

教師が子どもを制圧できなくなっている。

やんちゃがやりたい放題。

 

「弱肉強食」の教室になっている。

靴箱が乱れている。

 

 

子どもが伸び伸びとしていない。

学級の仲がぎこちない。

 

失敗を恐れ、

笑顔もなくなっている。

 

7月、11月の「学級の荒れ」は

7月、11月に始まったわけではない。

 

学級が崩れる「ほころび」の兆候が

4月第3週から起こり、

最初の僅かな「傷」が出始める。

僅かな「傷」を放っておくと、

「大きな傷」として、広がり、「修復不可能」となっていく、、、。

 

1年が出発し、2週間が経過した。

 

この2週間、天使のような可愛い子ども。

とても素直で、、、、。

 

それが、一転。

3週目から、崩れの兆候が出始める、、、。

 

 

こんな感じだ。

最初は疑問形で質問してくる。

 

子ども:「これ、やらなくてはいけないのですか」

子ども:「先生、○○していいですか」

子ども:「○○持ってきていいですか」

 

教師:「言ったはずです。やるのです」○

毅然と示す。

「最初に約束したでしょ!!!」

強い語調。

 

教師:「やれるだけやりましょうね」「ばんばりましょうね」×

教師:「やりたくなければやらなくていい」×

 

子どもは、「この教師はたいしたことがない」と思うようになる。

 

子どもの言葉が微妙に変化する。

子ども「これやりたくないなぁ」

だんだんと、反抗してくる、、、、。

 

 

隣りの子どもと席を「わずか3cm離す」。

 

「○○は、隣りの〇○さんを嫌がっているのだな~」

この僅かな3cmから「ほころび」始める。

 

教師は

子どもの感情が現れる僅かな状況を読み取り、

すぐに対処する。

 

 

次の授業をおススメする。

 

「いじめの授業」

「わたしと小鳥とすずと」

 ※『「いじめ」は必ず解決する』向山洋一著に詳しい。

 

「信頼貯金の授業」

 https://okinawateachers.jimdo.com/学級経営/信頼貯金-の授業/

 

様々な手を打っていくのだ。

 

「子どもの心に響く」授業をして防止する。

 

4月の「黄金の3日間」の原点に戻る。

 

教室の「ほこり」を「教師の眼力」で発見し、予防をしていく。

これが学級の荒れを防ぐ方法である。

 

5月12日(土)

なは活動支援センターで、「魔の6月の対策セミナー」をする。

東京から戸村隆之先生にお越しいただく。

今回は、特に授業に特化した予防法を教授していただく、、、。

近々、申し込み先を案内する。

 

問い合わせ先

東恩納巧 higatakujp@yahoo.co.jp

 

 

 

ーおおた てるあき

 

 

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太田輝昭

沖縄県立公立高等学校 保健体育科教諭 TOSS沖縄代表 

「知的な学びは楽しいもの」のモットーのもと、授業の腕を上げるために日々、研鑽している。TOSS授業技量検定三段。剣道教士七段。琉球古典音楽野村流音楽協会新人賞。京都教育大卒。琉球大学院教育学研究科教育専攻保健体育専修卒。琉球大学医学部保健学科博士後期課程在学中。単著『「平泳ぎ」「クロール」で25m泳げる10のステップ』(明治

                図書出版)編著『高校生が夢中になる知的な授業』(明治図書出版)、共著『沖縄から平和学習へのメッセージ』他多数 

                H25文部科学省委託事業「教員の資質能力向上に係る先導的取り組み支援授業」受託。




  

 


 

  

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