自己肯定感を傷つける8つの方法 その2

from:赤嶺達也

 

子どもの自己肯定感 育てていますか?

ようやく 自己肯定感を傷つける8つの方法 その2です。


2.子どもの意見を聞かない。


どうですか、みなさん子どもの意見を聞けていますか?

以前テレビでこんな場面がありました。
ファミレスでメニューを選んでいる時

お母さん「A君は、何食べたい?」

A君「うんっとね。」とメニューをみている。

お母さん「A君は、ハンバーグが好きだから、
 ハンバーグランチにしようね。」

A君「今日は・・・。」(お子様ランチがいいなぁ。。。
  (どうせ、何をいっても僕の話聞いてくれないからな・・・。)

だまっていたほうが楽ですよね。



洋服を選ぶのだって
料理を選ぶのだって
今日の靴下でさえ

誰かが選んでくれたものを
疑いものなく選んでいる。

もしくは、自分の意見がないことに慣れてしまった・・・

「どうせ、僕の意見なんて受け入れてもらえないんだ。」


自己肯定感は、ぐんぐん下がっていきますね。
自分のやることは、否定され
他のものを与えられる。

それが、また自分で考えたものよりも
良いものだから。

これまた子どもは、落ち込む。


よく、子どもが
「どうせ、~~なんでしょ。」って言い始めたら
子どもの意見を聞いていない合図かもしれません。

気を付けてください。



我が家の場合

姫(2歳のころ)
父ちゃん「今日は、何の服をきる?」
(2択をさせていました。)
姫「こっち」

父ちゃん「おお、いいのを選んだね。」
(どっちをとっても、同じ反応をするんですがww)
姫「やった!」とにんまり。

自分の意見を言うことで
褒められる。


それを繰り返していると
姫「今日はこれをきる」
と服をもってきます。

それをみて
父ちゃん あぜん。



上下ちぐはぐ。
色のセンスなどまったく無視。


ここで、どうしますか?


それでも、受け入れるんです。
自分の意見は、受け入れてもらえる。



なんだ、かんだで姫も5歳になりました。
たまに、寝間着みたいな服を選びますが
かわいいもんです。


周囲からの目を気にするよりも
子どもの自己肯定感を高めてあげてください。


今日のチャレンジ

「あなたの意見いいね!即採用!」

といってみませんか?

 

赤嶺達也

赤嶺達也

小学校教諭。

沖縄国際大学総合文化学科人間福祉学部心理学専攻卒業。中高社会科免許取得。

育英進学塾にて小学校教諭免許を取得。

弘済会論文で入選経験あり。

TOSS親学インストラクター