激励の原則


 

From:太田輝昭

 

先週、「子どもを動かすコツ」を書いた。

 

一番いいのは、「子どもを自らやる気にさせる方法」である。

 

これは結構、力量がいる。

 

授業が知的に楽しくないといけないし、いろんな所で、「システム化」されていないといけない。

 

自分の言葉を分析すると、ついつい「注意言葉」になっているのに気づく。

子どもの良くない行動がついつい目にいったりする。

 

 

しかし、子どもを伸ばすには、「ほめて、励ます」ことが重要なのだ。

(自戒を込める。)

 

「ほめる場面」「ほめる所」を注意深く観察して、具体的にほめる。

 

特に、大人に社会集団があるように、子どもにも社会集団がある。

 

「誰がヒーローであり、誰ができないか」クラスメイトの中でもお互いによく観察している。

 

その中で、子どもの社会集団が作られていく。

 

 

放っておけば、子ども集団は、「弱肉強食」の関係になってしまう。

その関係を崩すためにも教師の介入が重要となってくる。

 

勉強ができる子ども、力が強い子ども、面白い子ども、、、

その中に、弱者になりそうな子どもが存在する。

 

 

その子どもは、事あるごとにひやかされる可能性がある。

 

教師が介入していく。

 

 

教師は弱者をとりあげ、子ども社会集団の前で、全員に聞こえるように、ほめる。

「えらいね~。○○がとてもいい!」

強くほめる。

 

クラスの弱者をひろいあげ、「こんな所がいいのですよ」と子ども集団に伝えていく。

事あるごとく、、、

 

子ども集団に弱者の良さを伝えて、教育していく。

 

また、よい行動をした子どもを取り上げて、ほめていく。

 

そうすることで、子ども集団のバランスがとれていく。

 

 

 

「ほめて、励まし続けていく」、自戒を込める。 

 

 

ー太田輝昭

 

 

 

P.S.

 3月、4月は「教え方セミナー」を開催する。

 

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太田輝昭

沖縄県立公立高等学校 保健体育科教諭 TOSS沖縄代表 

「知的な学びは楽しいもの」のモットーのもと、授業の腕を上げるために日々、研鑽している。TOSS授業技量検定三段。剣道教士七段。琉球古典音楽野村流音楽協会新人賞。京都教育大卒。琉球大学院教育学研究科教育専攻保健体育専修卒。琉球大学医学部保健学科博士後期課程在学中。単著『「平泳ぎ」「クロール」で25m泳げる10のステップ』(明治図書出版)編著『高校生が夢中になる知的な授業』(明治図書出版)、共著『沖縄から平和学習へのメッセージ』他多数  H25文部科学省委託事業「教員の資質能力向上に係る先導的取り組み支援授業」受託。




  

 


 

  

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