発言できる環境をつくる

 From:稲嶺保

  

憂鬱である・・・
どうしてか、、、
 
週末に控えた
「宿泊学習」
である。
子どもたちとの宿泊は、
担当学年
コロナの影響もあり、
6年ぶりである。
 
憂鬱の理由は、
「山登り」ではない。
「カレー作り」でもない。
※予定していません。
「宿泊すること」が2割程度である。
 
一番の要因は、
「お風呂」
である。
ゆっくりお風呂に入れない、
「湯船」につかることができない。
それが、最大の理由である。
 
「たいしたことはない」
と思うかもしれない。
毎日の日課がくずれるのはきつい。
※翌日に影響が出なければいいのだが、、、
ただ、子どもたちとの宿泊は楽しみである。
いつもと違う一面が見られる。
もちろん、トラブルも予想される。
あわてず、落ちついての対応が必要になる。
 
「いつもと違う」
そんな場面でどう動くか。
本日の国語
「大造じいさんとガン」において、
「クライマックス(山場)」
の検討を行った。
二つにしぼられた。
 
A が、なんと思ったか、再びじゅうを下ろしてしまいました。
B 大造じいさんは強く心を打たれて、ただの鳥に対しているような気がしませんでした
 
事前にクライマックスの確認を行っている。
「中心人物の気持ちや行動がガラッと変わる部分」
それをもとに検討を加えるために、理由(根拠)をかかせる。
「発表していいですか」
いつものように2人が発表する。
そこから、しばし沈黙が続く。
いつもならば、
「5年〇組は、2つの意見しかないのですね」
とあおりを入れる。
今回は、「待つ」ことにした。
2,3分の沈黙が続く。
ここは、我慢である。
この2,3分が結構、長く感じる。
それでも、待つ。
そうすると、
「発表してもいいですか」
と続く。
今日もそのまま、10人ほどが続いた。
 
もちろん、4月からの積み重ねが
「土台」
である。
国語の授業での
音読教材を使った
〇音読のバリエーション
〇暗唱の時間
〇教科書の音読
〇列指名での発表
〇指名なしでの発表
これらがあるから、
「発言耐性」
が備わっている。
もちろん、
「強引に引っぱり出す」
こともあるのだが、、、
 
ある女子が話した言葉が印象に残っている。
「先生、こんなに発表するようになるなんて思わなかった。
 去年は、全然発表しなかったのに。」
発表することへの価値づけ
何を発表しても認められる学級の雰囲気
どの授業でも声を出す場面の確保
が必要である。
 
間もなく学級を終える。
自分の
自分たちの
「成長」を実感させて、
次の学年へ送り出す。
 
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今年も「教え方セミナー」を開催します。
今年は、名称を
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として、開催します。
来週または3月初めには、
勤務校へ案内資料が届くかと思います。
ぜひ、内容をご確認ください。
 
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よければ、こちらへもご参加ください。
 
興味を持たれた方は、
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「ZOOM」でのサークルも行う。
よければ、ご参加ください。
 
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~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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