ICTを所見で活用

From:稲嶺保

 

12月中旬。
勤務校は、2学期制なので比較的ゆったりだが、
3学期制の学校では
「よい子のあゆみ」
に追われているだろうか。
 
結構、ギリギリまでかかってしまうこともある。
どうにか、
「効率よく」
と考えるが、2週間ぐらいで
「一気に」
がほとんどである。
 
もっとスマートに行いたい、
と思っているのだが、、、
 
本来なら、ここで湯船へ、、、
と行きたいところだが、
現在、南風原イオンの駐車場。
(事情がありまして、、、)
 
向山先生が所見について書かれている。
  
展覧会に引率したら、その場で書く。
運動会では、昼飯えお一緒に食べながら、子どもの顔を見ながらその場で書く。
だから、学期末に通信簿を書くのはぜんぜん楽だった。
  「授業の原理原則トークライン」59号より
 
「ぜんぜん楽だった」
教師なら、その言葉に憧れる。
 
その憧れと現在の技術をマッチングさせたのが、
「ICT活用と文章修業で、ラブレターのような所見を目指す」
塩谷直大先生の論文である。
(「教育トークライン」2020年12月号より)
 
ICT活用に注目した。
その中で、「Google」のアプリをつかっての所見入力である。
 
最初は???だったが、
何とか設定すると、
なかなかいい。
道徳の授業後、入力してみた。
と言っても、
「音声入力」である。
それが、以下の文章。
 

〇〇〇さん命の大切さについて人は生きてることが奇跡と自分の主題を考え自分が買っていたペットが亡くなることをイメージしながら命の大切さについて考えることができた

  
気持ちゆっくり話す。
文字の変換ミスはあるが、
メモとしては十分である。
 
それを見ながら、道徳の所見を入力した
ポイントは
①児童の名前
②道徳の価値項目
③その子の考え(今後の)
を入れること。
 
音声入力については、
10分弱で7人を入力。
慣れてくればもっと早くなるはずである。
英語や総合など、他教科でも使えそうである。
 
このような情報は
知ると知らぬでは、大きな差が出る。
 
このような情報を得ることができるのも
雑誌の魅力である。
購読するならば、定期購読がおススメである。
「積読(つんどく)であっても
に雑誌があれば、
活用することができる。
 
先ほど、塩谷先生の論文を紹介した
「教育トークライン」12月号のテーマは
 
本当に大切なのは子供たちに力をつけること
時短の中での
「成績評価」をこうする
 
気になりませんか。
こちらから、注文できます。
https://www.tiotoss.jp/products/list.php?category_id=29
 
ー稲嶺保ー

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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