子どもが離れる8か条

From:稲嶺保

 

 

 

三連休の初日。
高校の同級生で模合。
2019年に向けて
計画中。
「ラグビーW杯観戦。」
チケットを取り、
12名で花園へ乗り込む。
 
そんな時の酒は上手い。
ついつい飲みすぎてしまい、
二日酔い。
そんな時も湯船へ、、、
 
先日、SNSで
以下の文を見つけた。
 
「人が離れる8か条」
 (「そのままでいい」田口久人著)
  
 
以下の8か条である。
 
時間にルーズになり、
小さな約束をおろそかにし、
あいさつが雑になる
話す時は、目を合わさず
誰にでも学ぼうとせず、
人の話を流すように聞く
納得いかないとすぐ言い訳をして
ありがとうを言わなくなる
 
上記の内容は
教師と子どもの関係でも
当てはまるような気がする。
一つ一つ考えてみる。
①時間にルーズになり、
 
時間にルーズは
2つ考えられる。
 
「開始時間」
「終了時間」
である。
 
特に、「終了時間」である。
何かしら理由をつけて、
授業を伸ばしていないだろうか。
 
子どもの遅刻を指導するが
授業終了が遅れても気にしない
そんなことはないだろうか。
 
②小さな約束をおろそかにし、
 
「今度の体育で○○しよう。」
「今日の休み時間に○○しよう。」
 
子どもとの約束。
教師にとっては小さなもの。
子どもにとっては大きい。
 
「子どもとの約束を3回破ったら 
 学級崩壊する。」
といわれるほど大きい。
  
「できない約束はしない。」
「約束に幅を持たせる。」
常に意識していることである。
 
③あいさつが雑になる
 
子どもへのあいさつ
だけでなく、
職員へのあいさつ、
訪問者へのあいさつ、
など、子どもたちは見ている。
 
見ているだけでなく、
真似をする。
特に、低学年では
それが顕著に表れる。
常に「見本」である。
 
④話す時は、目を合わさず
 
休み時間、
子どもたちが取り囲む。
一気に話しかける。
「先生、○○が、、、」
「昨日、□□へ行って、、」
とマシンガンのように。
 
最初のうちは聞いていたが、
最近、冷たくなったように感じる。
目も合わせていなかったように思う
反省する。
 
⑤誰にでも学ぼうとせず、
⑥人の話を流すように聞く
⑦納得いかないとすぐ言い訳をして
⑧ありがとうを言わなくなる
 
考えているうちに、
以前、紹介した
「謙虚さがなくなる14の兆候」
を思いだした。
 
1 時間に遅れがちになる
2 約束を自分の方から破りだす
3 挨拶が雑になりだす
4 他人の批判や会社の批判が多くなる
5 すぐに怒りだす
6 他人の話を上調子で聞き流す
7 仕事に自信が出てきて、勉強をしなくなる
8 物事への対応が緩慢になる
9 何事にも理論で解決しようとする
10 打算的になりだす
11 自分が偉く思えて、他人がバカに見えてしまう
12 立場の弱い人に対して、強くものを言いがちになる
13 言い訳が多くなる
14 「ありがとう」という言葉が少なくなる
 
やはり、共通する部分がある。
 
 
最後の一文があった
「人が離れる前に自分で気づくこと」
 
気づかなければ子どもが離れていく。

 

 

-稲嶺保-

  

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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