From:太田輝昭
書斎より、、、、
先日、大阪の山本東矢氏から「すぐれた学級経営」の手立てを学んだ。
30くらいある手立てがある中で、
一つが「教材の力」がある。
山本東矢氏が使っている教材は以下。
やんちゃ君も夢中になって(教師の手がかからない)
取り組む教材があれば、
「1年間、学級がほぼ安定する」。
教材を採択するのも「手立ての一つ」。
他の先生と意見が合わない場合、自分が選ぶ教材を採択してもらうために次のように言う。
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①「先輩、いつもありがとうございます。先輩からとても勉強させてもらっています」
先輩を立てて話をする。
「私、先輩のように上手く授業できないので、次の教材でやりたいのです」と言って教材を見せる。
②「やんちゃ君も夢中になりますよ」
「やんちゃ君も取り組みます」
「学級が安定しますよ」
とか、子どもの事実を述べると通りやすい。
③「これがダメなら、これだけでもお願いできないでしょうか」
もし通らないならば、10のうちの1つでも、2つでも
通してもらうように働きかける。
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これだと「よい教材」が取れる。
ーおおた てるあき
P.P.S.
安心・安全の保険。TOSS保険。
以下から。
太田輝昭
沖縄県立公立高等学校 保健体育科教諭 TOSS沖縄代表
「知的な学びは楽しいもの」のモットーのもと、授業の腕を上げるために日々、研鑽している。TOSS授業技量検定三段。剣道教士七段。琉球古典音楽野村流音楽協会新人賞。京都教育大卒。琉球大学院教育学研究科教育専攻保健体育専修卒。琉球大学医学部保健学科博士後期課程在学中。単著『「平泳ぎ」「クロール」で25m泳げる10のステップ』(明治
図書出版)編著『高校生が夢中になる知的な授業』(明治図書出版)、共著『沖縄から平和学習へのメッセージ』他多数
H25文部科学省委託事業「教員の資質能力向上に係る先導的取り組み支援授業」受託。