微細技術 教師の立ち位置

From:稲嶺保

 

 今週末が運動会。

昨日は、PTA作業。
今週は、毎日、体育が組まれている。
 
そんな中、
「走り幅跳び」
の原稿を書いている。
体育は、特に「実践」がなければ、
机上の空論になってしまう。
 
忙しい中、
数人の子供たちに聞いてみた。
「放課後、時間がある?」
最初は、女子3人だけであった。
それから、見かけた男子がかけつけた。
最終的に8人の男女と共に走り幅跳び。
切り上げようとするが
「先生、もう1回!」
と言って、なかなか終わらない。
結局、17時過ぎに終了。
 
教師とともに
子供も疲れている。
ただ、
「何かに挑戦する」
「できないをできるにする」
ものであれば、楽しそうに活動する。
残り4日。
授業を早く終えて、「楽しさ」を演出する。
 
私の身体も悲鳴を上げているので、
今日も湯舟へ、、、
恐らく21時過ぎには寝てるかな、、、
 
運動会練習。
10月末だが日中はまだまだ日差しが強い。
開会式は、全体が指揮台に向かって並ぶ。
 
「教師の立ち位置は、どこですか?」
さらに、
「どうして、その立ち位置でなければいけないのですか?」
 
少し考えてみてください。
(少し考えて画面をスクロール)
 
 
私は、指揮台側に立ちます。
児童と向かい合います。
でも、多くの先生は、児童の後ろに立ちます。
「指導」をしています。
「真っ直ぐ立ちなさい。」
「大きな声を出しなさい。」
 
ただ、児童の後ろにいると見えません。
「児童の表情」
です。
というのも、
日中の気温
立ちっぱなし
さらに、
朝一番
と悪条件が重なります。
そんな中、
「児童の変化」
を読み取るためには、
「表情」が見える位置でなければいけません。
だから、
「指揮台側」に立つのです。
 
これは、
「音楽発表会」
「学習発表会の合唱」
でも同じです。
常に児童の正面に立ちます。
毎年、
「貧血」で倒れる子がいます。
おかしいなと思ったら
声をかけて休ませます。
可能ならば、事前に
「気分が悪くなったら、腰を下ろしなさい」
と指示を出しておきます。
 
微細な技術ですが、
知ると知らないでは差がでます。
 
PS 
「魔の11月」
と呼ばれる時期がやってきます。
自学級で考えれば、
運動会練習の疲れ
ストレス
生活習慣の乱れ
から、何かしらのトラブルが起こります。
そのトラブルが
大きくなる前に対処することで、
「小事」で済みます。
「大事」に至らずに。
 
「魔」の理由は、
子供達だけではありません。
教師の心にも
余裕がなくなります
何かしら
「上機嫌」
になるご褒美をご自身に与えてください。
私は、セブンイレブンの
「ホットコーヒー(赤)」
です。
結構、安価で気分を高めてくれるアイテムです。
 
今年もいろいろありましたが、
折り返し地点を超えました。
上手くいっている教室も
上手くいっていない教室も
残り5か月。
「100日」もありません。
乗り越えていきましょう。
 
もし、少しだけ余裕があれば、
サークルへ足をお運びください。
少しだけですが、
「元気」がお分けできるかと思います。
ー稲嶺保ー

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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