子どもの私語にどう対応する?

From:稲嶺保

 

 

 

GW三日目。
本日は全くのフリー。
朝、娘を送迎してから、
予定をたてる。
 
とは言え、
「服を買いに行く」
以外は、
「読書」
である。
 
読書でまぶたが重い。
さぁ、そろそろ湯船へ、、、
 
「予定」
と言えば、
一日のスケジュール
をたてるのが好きである。
 
例えば、土曜日。
娘の送迎
Gymでトレーニング
サークル
床屋へ
なんて予定をたてる。
スムーズに行くと嬉しい。
(こだわりが強い、、、)
 
こんな生活をしているから、
「何をしていいかわからない時間」
が好きじゃない。
同じくらし、
「待たされる時間」
も好きじゃない。
 
これは、
教室の子どもたちも
同じである。
 
教室が騒がしくなる。
もちろん、
子どもたちの
「おしゃべり」
である。
ただ、原因をさぐる。
すると、見えてくる。
私語をしている子は、
・何をしていいかわからない子
・作業が終わってしまった子
がほとんどである。
 
授業の原則十か条で考えると
「第七条 空白禁止の原則」
である。
(向山洋一著「授業の腕をあげる法則」より)
 
「たとえ一人の子どもでも空白な時間を作るな」
 
空白な時間とは、
「何をやっていいかわからない時間」
のことである。
 
やるべきことがわかれば、
児童はそれを行うことで
「空白時間」をなくすことができる。
 
どうやって空白時間をなくすか。
太田先生がブログで書かれているように
「発問」と「指示」
のセットである。
「〇〇でしょうか。」
が発問であり、
「ノートへ書きなさい。」
が指示にあたる。
 
ただ、その指示だけだと
書くのが早い子と遅い子で
差が生まれ、
「空白時間」が生まれる。
 
だからこそ、さらなる
「指示」
が必要である。
「書けたら近くの人と相談しなさい。」
 
よく行っているのが、
「書けた人は、先生に見せに来ます。」
「④番まで書けたら黒板に書きます。」
などである。
 
子どもの私語
=教師の指示が悪い
 
そう思うことで、
少しずつ教室が安定していく。
 
もちろん、
指示を聞かない子もいる。
そんな時にも
指示がある。
 
それは、空白禁止とはちがうので、
いつかサークルで、、、
 
PS
山口県の河田孝文先生の
LINEで学んでいる。
今日は、学び始めたきっかけをお聞きした。
東京や大阪など全国各地で
「オール河田孝文セミナー」
を開催する先生である。
その先生が、
教師力
授業力
を高める上で最も大切なことが
「続けること」
だと話されていた。
 
サークルに行き続ける。
 
行けない理由
を考えるのではなく、
どうやって行くか、
を考える。
 
まだまだ、
伸びるとも話されていました。
私も続けることを意識して、
これからも学んでいこうと
改めて思いました。
 
苦しい時こそサークルへ。
同じ志を持つ仲間と
同じく空間で過ごすことで
ちょっとだけ
元気になれます。
よければ、サークルへ、、、
5月25日(土)10時~12時
沖縄市社会福祉センター2階
模擬授業を中心に学んでいます。
 

 

 

-稲嶺保-

  

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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