授業を支える教師の引き出し

From:稲嶺保

 

 

これから研修会。
まだ、開始まで30分ある。
ということで、PCを広げる。
 
「時間」には限りがある。
それを生かすも殺すも
自分次第である。
 
「5分をどう使うか?」
以前、教えてもらったことがある。
職員室での退勤5分前。
その「5分」をマネジメントできない人は、
45分の授業
学級の一日
のマネジメントができるはずがない、と。
 
時間を意識するようになって
「一日にできること」
が増えたような気がする。
 
今年、明確な位置づけとして
外国語授業では、
「学級担任がT1」
であるとなる。
 
ALTから計画が配られる。
それを事前に読み(場合によっては書き出し)
授業に入る。
なかなか難しい。
事前の打ち合わせも行っていたが、
やはり、授業がスタートすると難しい。
16時には勤務時間が終えるALT
15時半まで授業を行う担任
では、時間が合わない。
 
だからこそ、
「その場対応」
となる。
そのためにも、
「英語授業の引き出し」
が必要である。
①フラッシュカード
②ダイアローグの練習
③英語のゲーム
等々。
自分の持てるものをフル活用しての授業となる。
そのためにも、できるだけ多くの
「引き出し」
が必要になる。
 
「引き出し」が一つ、二つならば、
子どもは飽きる。
同じものでも少し変える。
「変化のあるくり返し」
で組み立てる必要がある。
 
今の悩みは
「授業開始の巻き込み」
である。
日付や天気、時間などの質問から入る。
号令担当がQを出す。
だいぶ、よくなったが
児童に「巻き込み感」
は求められない。
一緒に盛り上げながら、
次のパーツで巻き込む。
 
まだ、上手くいかない。
そんな時は、
「人に聞くこと」である。
今週末には、
中高英語の加藤先生のセミナーが
来週末には、
井戸先生のセミナーがある。
 
そこで聞いてみよう。
新しい「引き出し」を
もらえるかもしれない。
 
PS 両セミナーともに
以下のページから申し込むことができる。
 
加藤先生、井戸先生ともに
単発での開催ではなく、
連続開催である。
学んだことを教室で実践し
次のセミナーで再度
上手くいったこともあれば、
上手くいかなかったこともあるはずである。
それを確認する場が、
今回,できるはずである。

 

ー稲嶺保ー

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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