授業を安定させるシステムと〇〇

 From:稲嶺保

  

 三連休、本を読みたい、、、

と思っていたがあっという間に終わる。
時間があるよりも、
ない方が集中できるようだ。
 
明日は、出勤。
出勤すると以下のような行動をとる。
①出勤カードで記録
②PCの電源を入れる(出席簿の入力ページを開く)
➂荷物(iPad)を学校用のカバンへ入れる
 ※ちなみにスヌーピーのかばんである。お気に入りである
④教室へ
⑤ベランダの窓をあげる
⑥廊下、教室の電気をつける
⑦スクリーンの電源を入れる
⑧chromebookを開く
 
大体、毎日、このくりかえしである。
このくり返しができるように
動いている。
動線をこのようにしているのである。
 
ちなみに、朝起きてからもそうである
①トイレへ
②床の間の水を入れかえる
➂体重測定
④水を飲む
⑤向山先生の本を読む
 
このような動線を取ることで、
毎日、くり返す習慣になっていく。
 
冬休み中、
遅くまで起き、飲みがあり、
少し習慣がくずれたが、
なんとか戻りつつある。
体重は、なかなか戻らないのだが、、、
 
授業にも、習慣がある。
授業の場合は、
「システム」
とよんだ方がよいかいもしれない。
 
月曜日の朝は、
「うつしまるくん」
で始まる。
視写教材なので、
静かな時間が15分程つづく。
 
国語は、
「あかねこ漢字スキル」
からスタート。
「□9右ページ」
もう、言わなくてもよいのだが、
自然とスタート。
終えると、
「空書きテストを受けに来る子」
「話す聞くスキルの練習をする子」
それぞれが必要なことを始める。
 
算数は、
授業最後に
「あかねこ計算スキル」
を行う。
その授業の習熟度を確認する。
自分でコースが選べるので、
2問コース 1問50点、2問で100点。
5問コース 1問20点、5問で100点。
10問コース 1問10点、10問で100点。
どのコースでも、
その授業の基本型を確認することができる。
授業終了の合図にもなるので、
子どもたちは好きである。
 
このような授業のシステムを支えるのが
「教材」
である。
4月に選んだ教材である。
教材の選択で妥協はしない。
「〇〇の業者への注文が少ないから」
のような選び方はしない。
教材は、教師の一年を左右する。
その教材があるだけで、
「授業の一部分」を安定させることができる。
子どもたちと集中させることができる。
教師の叱責が無くても、出注して取り組むのである。
 
ただ、
よい教材の力を発揮するためには
「正しい使い方」 ※「ユースウエア」とよばれる
「効果的な使い方」
が必要である。
 
よい教材って、どこの教材、
も大切だが、
教師が、その教材のよさを知ることが大切である。
それがあれば、
「この教材は、このようなよさがあるから採用しました」
と保護者への説明責任も果たすことができる。
間違っても
「キャラクターがかわいかったから」
なんて言えない。
 
制作に教師が関わった教材の
「ユースウエア(使い方)」のセミナーがあります。
次の学年で
さらに自分をレベルアップさせるために
教材を見る目を鍛えてみませんか。
 
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以下に詳しい内容があります。
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よければ、ご参加ください。
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教材活用術&授業力向上セミナー2024 1月20日(土)10時~12時
日時:2024年1月20日(土)AM10時~12時(予定)
テーマ:日本一早い春フェス講座 
    教師も子供も授業が楽しみになる教材とユースウエア
講師:谷和樹先生、林健広先生、堀田和秀先生
【講座1】
①話す聞くスキル【田中健太(群馬県)、江里口やよい(大分県)】
「話す力」も「聞く力」もつく優れモノ!ちょっとした工夫で、主体的・対話的な授業にも対応する音声教材、話す聞くスキルの指導ポイント3 5分×2名
コメント:堀田和秀氏3分
②五色百人一首【稲嶺保(沖縄県)、橋本諒(静岡県)】
クラスの文化を作り、子供たちが仲良くなる五色百人一首。やんちゃもまじめさんも真剣勝負!初めて使う先生にもよくわかる、初回の流れと指導のポイント。
5分×2名
コメント:林健広氏3分
【講座2】
漢字スキル
システムがあれば漢字定着率がアップする!楽しく正しく使って基礎学力の保障をしよう 
堀田和秀氏 7分 
【講座3】
③MYノート、うっとりくん、算数スキル の中からいくつか【太田政男(島根県)】
勉強ができるかできないかは、ノートを見れば一目瞭然。字が上手でなくても、特別なテクニックがなくても、きれいなノートになる指導のポイント
④ 計算スキル【宮本修司(徳島県)】
補助計算やヒントなど、児童がつまずかない工夫が満載。計算が苦手な子も算数がすきになる計算スキル。
各5分×2名
コメント:林健広氏3分
【休憩】 10分
【講座4】
⑤しょくぶつはかせ【尾川智子(福井県)】
「これなんだろう」「見つけた!」手渡すだけで子供たちが生活科・理科好きになる冊子。
⑥家庭科楽習ノート【五十嵐貴弘(北海道)】
家庭科を教えるのが初めて、調理も裁縫も苦手、そんな先生の強い味方!
各5分×1名
コメント:林健広氏 3分
【講座5】
⑦社会科資料集【原田朋哉(大阪府)】
デジタルと紙を融合した社会科授業。社会科をもっと楽しくする資料集の活用法。
⑧中高生のための暗唱詩文集 【岡拓真(宮城県)】
覚えるためのシステムがあるから、勉強が苦手な生徒も自然と暗唱できるようになる!国語の力をつけ、努力の大切さも学べる!
各5分×1名
コメント:谷和樹氏3分
【講座6】正進社テスト
テストで何をはかるの?勉強が苦手な子もテストでやる気を引き出し、納得する評価をつけるポイント。
林健広氏 10分
【講座7】
新しい教科書にここまで対応しているの?あれども見えず!教師も子どももハッピーになるこの教材!
谷和樹氏 20分
【講座8】
先生の困った・どうしたらいいの?にお答えします!QAコーナー
3名の講師がQAに応える:8分
谷和樹氏司会兼回答 林健広氏回答 堀田和秀氏回答
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~稲嶺保~

 

「サッカーのドリブルができない子」

「縄跳びができない子」

など、具体的な場面をもとに、

「どう指導したらいいのか?」

「なぜ、できないのか?」

を写真やイラストをもとにわかりやすくまとめています。

また、特別支援のスペシャリスト

小野隆行先生も「感覚統合」の面から、運動の苦手さについて書かれています。

私も今回、体育の根本正雄先生から依頼で、2ページですが、執筆させていただきました。

Amazonでも、注文可能です。

私の手元にもあります。

よければ、お読みください。

 


稲嶺保

沖縄県公立小学校教諭  6年生担任 TOSS″必然"代表

「充実感を得るために学ぶ」ことを実践するため、授業の腕を上げる修行を続ける。同志社大学卒。明星大学通信教育にて小学校教諭免許取得。編著『ライフスキル よい生活習慣づくりのすべて』『私たちの授業でオリンピック選手を目指そう!体育訓練』(以上明治図書) 『「算数」授業の新法則 6年生』(学芸みらい社)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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